今日も大河ドラマを見ました。
龍馬伝も良いですね。
その後、湯浅誠さんの特集をやっていた。
彼は、
自立生活サポートセンター・もやい事務局長・反貧困ネットワーク事務局長、
元内閣府参与・緊急雇用対策本部貧困・困窮者支援チーム事務局長
ホームレスの人の支援活動をしている人物として有名で主にNPO法人で活躍していた。
その活動を買われてか、上記の通り昨年10月内閣府参与に抜擢され、
政府の一員として働くわけだが、
本人の働きぶりは見事。
おにかく自分で動く。
少しの間のテレビでしかわからないが、非常に勉強になった。
自分が思った主なポイントは3つ。
以下の通りです。
(1)交渉術
(2)調整能力
(3)粘り強く、切れない
この方、とにかく素晴らしい人物ではないか?
本当に勉強になった。
僕ならば、自分の思い込みが強く、というか強すぎて、
たぶん自分の思い通りにならないと態度を悪くしてしまっているだろう。
地方自治体の対応の悪さを見た瞬間に、あんたは何をやっているんですか?
的なことを思ってしまうのではないか?
それなのに、目を深く瞑る位で我慢し、どうすればやってもらえるだろうか?
と考えて行動が出来る人なんだと思ったね。
これ昔から僕に一番足りなかった部分なんですよね。
あるとき過去のことを色々思い出したんですね。
そういえば、上司も友達・仲間もみんな、本当にみんな同じことを言う。
最初はそれに気付かなかった。
どうして俺の思っていることや言っていることがわからないんだ?って。
そうじゃなく・・・
どうすれば相手の腹に自分の意見がすんなり落ちるのか、って。
これをわかってから僕は少し変わったかもしれませんね。
僕を長い期間見てくれている方が言っていました。
まあ上司なんですがね。
僕も、気がつくのが遅かったんですが、
そういう見方をしてこの番組を見ていて思ったのは、
この湯浅さんは、まずとにかく粘り強いこと。
そして次に、必ず相手の立場を尊重しているということ。だから怒らないし文句を言わない。
で、自分の意見をそこで主張ばかりせず、自分の足で行動し、少しずつまわりの理解を得ていく。
達成を目指すためのテクニックがあるのかもしれない。
組織を動かすのは簡単だ。
単にトップダウンだけで良いわけだ。
しかし共に利害のある間柄であれば話は別であるが、
それでも上手に乗り越えていく様は見事である。
この湯浅誠さんの情熱と行動力は、
テレビの前の僕の心を正座させていました。
素晴らしい人物であると思いました。
龍馬伝を見て、その後に湯浅誠さんの特集を見て、
僕も社会の何か役に立つことがしたいと思いました。
僕に何が出来るだろうか・・・