大河ドラマ「天地人」見ました?

いやあ、今回はしびれましたね。


信州国上田の武家である真田。

武田、徳川、北条と主君を次々に変え当時の乱世を乗り切ってきた。


今川が桶狭間で織田に敗れ、

また当時最強とされていた武田信玄(徳川家康がおしっこ漏らしたという話があるくらい)と、

上杉謙信(武田家最大のライバル)の死(二人ともに病死)後、

織田信長が天下統一目前のところで本能寺で明智光秀の謀反に遭い、

その数日後、信長の命を受けた秀吉が毛利討伐のため中国遠征していたが、

信長が明智光秀に討たれた事を知り(急遽毛利と秀吉が和睦)、

秀吉は弔い合戦と称し諸侯の武家を味方に付け、

そこから3日3晩走りぬき京都で明智光秀を急襲し打ち破ります。

俗に言う「光秀」の三日天下・・・

というような乱世(思い切り端折りました)でしたね。


この乱世を乗り切ることは武家にとっては誰の味方に付こうか大変だったでしょうね。

(僕は優柔不断だから決まらなかっただろうな。)


次の主君が決まるまでは・・・

ということで、真田は次に上杉へ盟約を持ちかけます。

次男の幸村を人質差出し盟約を取り付けます。

こうして真田幸村が直江兼継のもとにやってきました。


その後、徳川を裏切ったとされる真田への報復として徳川は、

8000の軍勢を真田の本拠上田城へ総攻撃をかけることに。

この攻撃を受ける真田の軍勢2000は篭城戦になるであろうところへ、

上杉が真田との盟約どおり援軍を出すことを決めます。


その前に、直江兼継は人質として出された真田幸村を里へ返すと告げます。

これに驚いた幸村ですが、人質としては解放され、

しかもこの時世に盟約により援軍を出すというのですから驚きます。


これが上杉の義。


この時、上杉の義にさすがの真田幸村も心が伝染したのでしょう。

コロコロと主君を変え乗り切ってきたとされる真田。

下手をすれば上杉も危ういことになるかもしれないこの盟約に援軍・・・

上杉家滅亡の危機が再び?っていうこともありえます。


それなのに、人質を開放し援軍まで差し出してくれる・・・

なんて人だ!

完全に、「上杉の義の心」が伝染したのでしょう。


この部分にしびれましたね。


そして、この戦いでは、真田が徳川の猛攻撃を受けますが上杉の力もあって勝利します。

真田は徳川の攻撃を凌ぎ、難局を乗り切ったわけですが、

その影には、御人好し「上杉の力」があったのは言うまでもありません。

そして、真田幸村が兼継の家を訪ねます。

こうして、あらためて新たな人質として上杉に入った真田幸村が誕生したわけですね。


いやあ、思い切り端折りましたけど(汗)、

すごい時代だったと思いますね。


僕が大好きな映画の一つに「タッカー」があります。

そのなかでも僕の大好きな名言が「心が伝染した。」*です。


あらすじ

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD5363/story.html?flash=1


ここにも、最後の最後、タッカーを裏切り損なうというキーになる人がいます。

その際、言った言葉がこれ。

「(タッカーの)心が伝染した。」

(鳥肌・・・)


是非、次にDVDを借りる際は候補に入れて見て下さい。

しびれますよ!!!


ということで、今回の大河ドラマ「天地人」

いやあ、まぢで、よかったです!