東京タワー


とても良いドラマです。

オカンのやさしさに泣けてきます。

けっして裕福ではない家庭の母親がパートタイムで畑仕事をして、

東京で一人暮らしをする息子のためにせっせとお金をためて送金する。

おばあちゃんは郵便貯金で毎月500円とか1000円とかをコツコツ貯金していた。

その額100万円になったという。


子供の頃、おばあちゃんが坂道でリアカーを引けなくて小学生の主人公がリアカーを後ろから押し、

そのお駄賃でもらったギザギザ10円を思い出す主人公。


自由奔放に東京で暮らす息子のために家族が陰で支える。

大学に通わせてもらい、卒業しても就職をせずアルバイトをしても長続きせず、

アパートの家賃を6ヶ月滞納して退去を命じられ行くところを失って公園生活。

手元には10円しかなくて最後の砦として封印していた1万円もパチンコで使ってしまう。

公園で途方にくれていたところへ、

出版社に勤める同級生がアパートへ行って大家にここだと告げられたと言い、

手には5万円。

むしりとる様に手にした自分と去っていく友人。

何かあったら連絡するようにと名刺を地面に置く。手渡しはしてない・・・

どうしようもない葛藤が込み上げてきたか自分をなじる様に地面を叩きつけ荒れる主人公。

主人公が帰省。

おばあちゃんが入院している。

おばあちゃんの貯金のことを知る。

そして、「マーくんへ」と筆で和紙に書かれた小さな箱を母親が見つける。

郵便貯金の通帳と一緒に。

病院を訪ねた主人公に手渡しする。

箱の中身は、ギザ10(ギザギザの10円玉)だった・・・

強く握り泣いている主人公。


泣いた。自分のことのように泣いた。

自分のことなんかどうでも良いってそんな気になる。

オカンありがとう(泣)

速水もこみちさんも良い演技しています。

是非興味があったら見てみてください。

まだ泣いてます・・・