野茂がアメリカへ渡った日、松坂は中学生。

マスコミは、野茂はわがままと罵った。

松坂は野茂の活躍に胸躍らせ自分もと想像したという。


松坂が今回ポスティングシステムで移籍することになった。(まだ決まってないかもしれないが、ほぼ確定でしょ?)

アメリカのメジャーリーグの球団は、一番高い金額で入札した球団が松坂を買える。

そしてその購入金額の全額が西武球団に支払われる。


記者会見で、松坂も西武のオーナーも笑顔なのはFA権取得前の前年の今オフにそれが決まるからである。

そういう美しいルールが存在するからである。

正に三方良しの精神である。

これが当たり前であって常識だろう。


選手は上を目指せばアメリカのメジャーリーグでプレイできる。

選手を獲りたいチームはいくらでも金を積んで獲得できる。

手放す球団は選手をただ失うのではなく、入札額の一番高い金額が移籍金となりその金でその大きな穴を埋めれば良い。


手放す球団は、育て経験させ大きくして選手を売る。

そして若くてまた可能性の高い選手を育て球団経営をしていく。

上手に回していくのである。


こういことは整備されて当然の話で、真剣に考えれば出来なくてはおかしい話でもある。

プロ野球はどうして出来るかというと本当の意味で死活問題だから。


発展するということは、正々堂々と競い合うことがベースにないと成り立つはずがない。

プロ野球、サッカーもそうだな・・・ 真剣度の度合いを本当に感じる。


仕事の関係でつながりのある、あるマスコミ関係の方に、

「フットサルって、少年サッカーみたいですよね。」と言われた。

何も言い返せなかった。

第三者からすれば、社会的に見ればすべてにおいてそんなもんなんだ・・・と改めて感じとった。

フットサルはこのままで良いのだろうか。


でも、俺は好きだから、今のままでも蹴ることを続ける。

俺の動機。

「上手くなりたいんだ。」