WBC(ワールド ベースボール クラシック)
日本代表が世界一になった。
これは凄い。
野球は米国ではない。日本なんじゃないか?
そう思わせる今回の優勝。
世の中の人たちは、
テレビでトリノ冬季オリンピックや前回のアテネオリンピックを見て、
世界大会の難しさを感じていたと思う。
オリンピックでメダルを獲ることはなかなか難しいのではないか・・・
そんななか、先日の女子フィギュアの荒川静香選手の金メダルで日本中が沸いた。
これは単に金メダルを獲った荒川静香選手が凄いんだと思ったに違いない。
そう感じている。
その後、WBCが開幕し日本がアジアラウンドを通過した。
韓国に負ける以外は想定通りだっただろう。
2次ラウンドでも苦戦が伝えられた。
立ちはだかったのはまたしても韓国だった。
先週末、日本予選敗退が濃厚だった。
しかし同グループの米国が敗れる波乱があり、
これにより勝ち点で予選グループの3チームが並ぶことに。
ここでのルールは失点率(イニング数に対する失点の少なさ)で決めることになっていて、
米国との差は僅か0.01ポイント。
奇跡的な敗者復活を果たす。
そして準決勝の相手はまたしても韓国。
準決勝進出は運が味方しその後は一気に実力を発揮したと言えよう。
なんと日本が世界一を決めてしまったのだ。
誰が想像しただろうか・・・野球で世界一。
どう考えても、米国とキューバには敵わないと思っていた。
それが世界一。
前回までのオリンピックの日本代表は、
アマだけで構成された時期、
プロとアマで構成された時期、
そしてプロだけで構成された前回大会といろいろあった。
しかし今回のWBCでは日本代表選手は恐らくオフを取らず上げてきた。
他の国はどうかはわからないが米国はプロ選手を揃えて来た。
キューバはプロは出場していないらしい。日本もそんな時代があった・・・
プロの無い競技にはオリンピックがあると思ってきた。
そのオリンピックで今、日本人が勝つのは本当に難しい。
オリンピックでは大会毎に競技のルールが変化しているのも気になるが、
最近日本人は勝ててない印象があった。
しかしこのWBCで日本野球が世界一になった。
素晴らしいというか凄いことだ。
今年、サッカーもワールドカップがある。
アジア予選を難なく勝ち抜いた感がある。
実力がついたのだから、という意見も少なくないはずだ。
その理由には、日本には野球にプロがあるようにサッカーにもプロが出来、そして10年を超えた。
歴史は何も長ければいいものだけでもない。
物や情報など、昔と比べすべてが進化をし、
昔100年かかるところを今はその100年を要しはしまい。
そう思っている。
今回は、幼い頃にプロがもう既にあったという選手達ばかりが出場する。
歴史ある国々へ挑戦する。
成績はなにも長い歴史だけで作るものではないが、
やはりサッカーに関しても野球と同じような成績を残すにはある程度の歴史は必要だと感じている。
今回の野球の世界一はいろいろな要素が重なって世界一を果たしたと思う。
では実際に、日本サッカーが世界一を果たすときは来るのだろうか?
それは誰もわからない。
歴史だけが知っている?とでもヨコタノテは言うのだろう?と言いたそうだね?
いいや僕はそんなことは言わない。
ただ僕が言える事は、
僕が子供の頃、まだテレビが白黒テレビだった頃からプロ野球はあったということ。
その後、王貞治選手(今回の日本代表監督)が一本足打法でホームラン王(世界一)になった。
それを見たのはカラーテレビだった。
その頃、奥寺さんが海外へ渡り1FCケルンのプロ選手として活躍したのを見たのは、
12チャンネルのダイアモンドサッカーという番組。
あれから26年・・・
サッカーでの世界一はもう少し時間がかかりそうだ。
しかし、これからの子供達がきっとその大きな夢を叶えてくれるだろう。
その年まで生きていられるのだろうか・・・笑
出場全選手が帰化選手?まさかね。そういうのなしで!たのむよ、日本!笑
とにかく、「日本野球」おめでとう!
いやあマジで凄かった。
ほんとスゲー。