2005年度 第11回全日本選手権大会東京都予選で敗退。
以下参考までに第4回大会から参加しているGALOの成績。(最終対戦相手)*主な出来事
第4回大会 東京都予選:4位(学芸大、3決府中水元クラブに破れる)
第5回大会 東京都予選:準優勝 関東大会:ベスト16(群馬コーチャーズの速攻の前に敗退)
第6回大会 東京都予選:3位 関東大会3位(ウイニングドッグに破れる)*カスカベウ優勝、FIREとの名勝負)
第7回大会 東京都予選:3位 関東大会3位(ロンドリーナに逆転負け)*FIRE優勝、カスカベウ、FUTURO、府中アスレ揃ってまさかの予選敗退=東京大波乱
第8回大会 東京都予選:ベスト8(準々決勝でFUTUROに敗退) *FIRE関東大会で失格
第9回大会 東京都予選:ベスト8(準々決勝でSHARKSにPK戦敗退)*バンフ東北優勝
第10回大会 東京都予選:ベスト8(準々決勝でSHARKSにPK戦敗退)*FIRE優勝(FIRE3冠)
第11回大会 東京都予選1次ラウンド敗退(東京都1部カフリンガ、東京都2部フォルサベルチ)
長くフットサルを真剣にやってきた者として思う事は、全日本選手権大会こそ優勝することが難しい大会だと言う事だ。
少しまとめてみる。
(1)サッカーの経験だけではだめ
(2)ボール扱いやテクニックがあるという選手が多いだけでもだめ
(3)タフである
(4)運さえも味方につけ続けられる
(4)ゲームにおいて、選手間、チーム内での約束事を忠実に守られている
(5)第二PK、FK、CK等セットプレーのチャンスを確実に決め、またその逆のピンチの場合において防げる
(6)数的優位のチャンスで確実に決め、また逆の数的不利のピンチの場合において防げる
3冠を達成したFIREFOXというチームを見て思う事は、ゲームの中で起きることを想定内のことと熟知しており、通常の事であれば危なげなく対処することが出来、その決まりごと(規律、制限や規制)などは試合に出る選手達の理解がありまた実践が出来る。また想定外のことが起きても勢いや運などでもそれ等を弾き返してしまう力を大会中に出してしまうほどの集中力があるように感じる。昨年度の結果を見ても分かるとおり実力No.1は間違いないと思える。
自分たちに何が出来て何が出来ないかを理解し、それぞれの選手達の理解が実力を増す材料になってくる。チームの規律によりプレーが制限されても、それがチームにとっての目的と必要性の理解があるから規制を規制と思わずできる。それが僕の思うフットサルだと、第4回大会から言っている。簡単に言えば個ではなくチームプレーということ(共通理解・相互理解)。
「質の高いサッカーがフットサル」
これを1番に理解して欲しいと僕は思っている。
なぜならば、フットサルを理解しフットサルをすれば必ずサッカーが上手くなる。
(サッカーが上手いというのは使えるということで理解して欲しい。チームにとって欠かせない選手になることと理解してもらいたい。)
さて、今年度の第11回全日本フットサル選手権大会で前年度覇者である FIRE FOX が、(不運もありと聞いたが)敗退したと聞いた。(正直驚いたが・・・)しかし、上記したとおりでありそれも仕方が無い。運も手伝う選手権大会、前年度3冠を達成したFIRE(日本のエース天才木暮は不在だったが)でさえ破れることもある難しい大会なんだと、再度、再度、再度考えさせられた。納得というか、勝つのは難しいという事。
僕等は今回のような予選敗退は初めてだったが、今回も実力と思っている。第4回大会からの歴史を考えると残念ではあるが長くやっていればそういうこともあるだろう。今振り帰り良く考えると、自分の現在地を知っているからこそ言える事だと思うのだが、更に強いチーム、タフなチームが増えたと思う。思うというか実際にそうである。これも競技者が増えチーム数が増えた事であり、フットサルが普及している、そして発展している証拠だろう。
こうやってフットサルの歴史が1年1年作られる。良い事なんだと思って良いと僕は心から思う。負けたけれど自分の一生がこれで終りでそして負け続けたわけではない。今年は悔しいがまた来年頑張れば良い。ただし、今年の悔しさを忘れてはいけない。絶対に忘れてはいけない。本当に負けたことを活かさなかったら成長が無いということ。負け続けているという事は負けを生かしておらず成長もしていないということ。「フットサルは人を成長させるスポーツ」とはGALO協同創設者の河上哲也の言葉。フットサルの発展と共にそれだけの人が成長をしていると言っても過言ではない。僕もその一人だと思う。
最後に、僕は全日本フットサル選手権大会が大好きだ。大会関係者の皆さんありがとうございました!
さあ、次の目標に向けて、今日からまた頑張ろう!