「企業倫理・コンプライアンス」の学習とテストがありました。
勿論、100点満点の全問正解でした。
すべてインターネットで行うもので学習時間も長く大変でした。
最後のテストは正解率86%で合格のところ、自分は93%。
100%にならないことが悔しくて再テストして今度は100%!
クラス1位で満足の結果。
まあ当然ですよね。
国民全員がこれをやれば良いのにって思いましたね。
指導する側の企業全部が取り組めば良いわけですが、
そうもいかないのが現状でしょうか?
「個人の倫理」と「企業の利益優先や取引先の都合」の狭間での葛藤に向き合う事が第一で、その次に立ち向かい戦う事が重要とされています。
あってはいけないのですが、社会において時には正しいことが曲げられる事がありますが、勇気ある行動が必要とされます。
今回の学習とテストで再確認しましたし、法令の事も含めて大変勉強になりました。
個人の倫理が正しいのに力に押さえつけられる・・・
絶対にあってはいけないことですね!
この中で感動した話があります。
それは、ジョンソン・アンド・ジョンソン社 タイレノール事件です。
http://tokaic3.fc2web.com/rc/rc22712.html
(皆に知って欲しいです!)
事実を知った同社が1時間後に全米のラジオとテレビで使用を中止を呼びかけ全製品の回収をするとした放送をしたという行動が素晴らしいです。
うちの会社のテキストにあった記事内容としては、
「優れた組織の例」
~ジョンソン・エンド・ジョンソン タレイノール事件~
アメリカの大手製薬会社・ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、カプセル入りの鎮痛剤「タレ
イノール」を販売していました。ところが1982年、何者かが猛毒のシアン化合物を製品に入
れたという通報があったのです。
事件発生からわずか1時間で同社は全米のラジオ・テレビを通じて消費者に服用の中止を
呼びかけ約1億ドルをかけて3,100万個にも及ぶ薬ビンの回収を宣言しました。残念ながら
数人の被害者が出ましたが、事件後の市場の反応は好意的だったのです。「そこまでしっ
かり対応した会社はむしろ信用できる」「われわれ消費者をだますわけはない」などいった
声があがり、コストを補って余るほどの企業のイメージアップがされたとともに、消費者との
強固な信頼関係を作ることができたのです。
アメリカの大手製薬会社・ジョンソンエンド・ジョンソン社には、経営理念「我が信条」(Our Credo)が作成されています。「我々の第一の責任は、我々の製品およびサービスを利用してくれる医師、看護師、患者、そして母親、父親をはじめとする、すべての消費者に対するものであると確信する。消費者一人一人のニーズに応えるにあたり、我々の行うすべての活動は、質的に高い水準のものでなければならない。・・・」
消費者に対する責任を第一とする勇気ある決断と迅速な対応は、企業が目先の利益より企業倫理・コンプライアンスを優先させた行動として、高く評価されています。(学習テキストより抜粋)
その他、インターネットでヒットするのはこの好事例とは対照に比較される事件として日本のM自動車とこのタレイノール事件のようです。残念・・・。
とにかくジョンソンアンドジョンソン社には感動しました!