今日勝てたのは大きかった。
関東フットサルリーグ。
相手はMALVA水戸FC(茨城)
前年度のU-15全国王者で地元のスクールでは600人のスクール生がいるという成功しているクラブといえる。
代表の浅野さんとは第1回関東フットサルリーグから戦っている。
お互いに負けられない相手では一緒。
そして今年のMALVAは強いという評判。
それもそのはず。
対戦相手との成績が素晴らしい。
昔は負けない相手だった。
しかし今では強敵となっている。
悔しいがそこは結果が示しているとおり。
さて今日の僕等GALO☆FC TOKYOは、
腰の怪我で厳しいはずのレオが「今日は腰の調子が良い。」で先制すると終始ペースを掴めていたと思う。
声も良く通りコミュニケーションも取れたと思うしね。
しかしマジで?っていうプレーもあった。
一つのミスで自分でもそう思ったのだがいつもより床が引っ掛かる事に気が付く。
ボールが滑らないのとソールが床を食っている・・・
今日はドリブル不利と思った。
やめよう。危ない。撫でるのはOKだけど危険かも。
変な逆襲を食った。
パスカットは良くあるが(あってはいけないし何が悪いか理解できている)、ドリブルで単独で取られて(自身のあるプレーなので信じられなかった)が仲間が救ってくれた。でもベンチからはかなり怒られた。あれで失点したら死のうと思った。
体育館は冷房が効いていてかなりやりやすかった。
まず疲れなかったし。
最近覚えた細かいステップが機能した。
あの練習方法がいきなりあたったのであのステップを取り入れようと思う(上体に重心を保つアップのリズムで足を動かす。ブレイカーがよくやるやつの練習方法。真似されたらまずいが、絶対にあれを真似する奴はいないな(笑))。
前半2回目の出場時、1回目の出場から戻りベンチで休んでいる時に冷えてしまったらしく、次に出たときの何かの弾みで軽いぎっくり腰になっているのに気付く。後半は出来ないなあ。勝っているし若い選手達に任せ様と思った程。ハーフタイムは軽くストレッチしてTシャツを当てて保温になるかな?していた。
後半苦しい時間帯があった。
やはりエースのレオが怪我でベンチにいたときのこと。
痛そうに帰って来て心配になった。
そしてこのタイミングで采配を任せていた怪我療養中の龍に「横出ろ!」と言われ出て行く。
(この時、ベンチの横で倒れているレオの分もやらなきゃ勝てないって思って出て行った。)
右サイドで相手ファールがありボールをセットして蹴った瞬間、選手が倒れた汗で床面が濡れていてそこに踏み込み後ろに倒れてボールを失ったらしい・・・
サインプレーだったので当然信用して他の選手達がサイン通り動く。
しかしこれを簡単に奪われ水戸FCの速攻を食うはめに・・・僕は倒れたまま。
目の前が真っ暗になった。これで失点したら本当に死のうと・・・
しばらくして歓声が沸く。
GALOサポーターだった。
え?神様?
すぐに立ちあがる僕。
滝田が前向きにボールを保持している姿が見える。
とっさに名手伊藤ジュン(MALVA水戸FCのGK)選手の位置を見てから、中に戻るであろう敵の選手をもう1度見る。イメージが固まる。そこに滝田らしくない預けられるボールが来る。呼んで来て欲しいタイミングでボールが来るとテンションが3割増しに上がる。(理由:自分のタイミングで準備したことが出来ると思うからだな。)コースを消しにスライディングで来る。それを中にかわせば正面で打てる。トウで決めてやる!ここでGKが準備するだろうから滝田に返して打たせることを考えている選手の方が少ないだろう。しかも正面から滝田の強烈なシュートが炸裂すればどこかには入るだろう・・・と考え滝田にパスで1貸し。これを滝田が豪快なシュートを放つが入ったシュートはちょろちょろで入る「落ち」付き。ゴール前で使ってゴールしてくれて本当に良かったわ。(もう死のうと思うのやめよう・・・って思った。うん。)
その後、一進一退かな。良く覚えてない。
腰の痛みは益すばかり・・・
スコアーは2-1でまた再度出場機会が来る。
しかしオウンゴールをしてしまった。
(やっぱ死のうと思った。もう良いわ、死ぬわ。うん。死ぬ。)
しかし、しかし、ここでスゲーチャンスが来た。
これも良く覚えてないんだけど、インターセプトかな?なんだろうフリーでシュートを打ったよな。
GKの伊藤が後ろに逸らした。普通ありえない。あの伊藤が?って思った。なんかのミスだろうな多分。
入った事は良かった。
さっきまで死のうって思ったんだから。
でも同サイドの上に突き刺したいんだよね。まあ得意のさあ。
で、ゴールした瞬間、走りまわって恥ずかしいガッツポーズまでしたなあ。
まあいいか。死んだ気になれば何でも出来るし。
もうこの試合3回死んでるんだから。
その後よ、またすぐに来たわけ。スゲーチャンスが。
これまたなんだか良く覚えてないんだけど、ゴール前で伊藤と1対1になるところからの記憶なんだ。
そこにレオが走ってきて敵を背負っているわけ僕が打っても良いんだけど使った方が確率高いと思ってパス。ワンタッチシュートのタイミングしかないだろうと思ったけど確実と思ってね。これをレオがきちんと決めて2点差に突き放す。久しぶりに絶頂感を味わえたかな。最高だった。
(3回死のうと思うほどのプレーしたくせに。)
残り時間はベンチに下がり試合を見守った。
あとは選手達がやってくれる。
絶対大丈夫!
その後1失点して4-3になってしまったが、残り40秒でレオが第2PKを決めてハットトリック達成。これで勝負有りと思ったかな。終了のブザーを待ち勝利した・・・
勝利は良い。
最高だったなあ。
チーム状態は決して良くなかったと思うがそれでも良く勝てたと思う。
みんなが粘り守ったし相手よりも走って勝ったと思うし、今日は言う事無いね。
勝った結果がすべてを物語っているね。
負けて死ぬなんてないけれど、それくらいの思いがあって試合をしている。
一つのミスで責任を問われる立場にあると思っている。
絶対に死にはしないけど、みんなの思いがあるからこそそれくらい考えちゃうのかもしれない。
だから信じられないようなミスの後や失点した直後に、決めた点、決めさせた点は最高だったわけ。
起死回生の点なんだよ。
僕自身のね。
とまあ起死回生の3点(1得点2アシスト)ね。
勝てたのはみんなのおかげ。
サポーターのおかげ。
次も本当に頑張るわ。
関東リーグ楽しい!
帰りに柴田さんに焼肉をご馳走になった。
本当にありがとうございました!!
次は9/25、相手はプレデター(千葉)は強いけど、絶対に頑張ろう!
最後に、今日のMALVAはあれが今年のMALVAの実力じゃない。
次やるときは最大の注意を払う必要がある。
「勝って兜の緒をしめよ!」だよ。