「努力は才能を超える。」
Number630=スポーツグラフィクナンバー630の最初、NEW FACEに登場する今村元気選手の記事を大至急見てほしい!
4月の日本選手権であの北島康介選手を押さえ今村元気選手が優勝したんだが驚きの経歴。中3まで野球をやっていてトレーニングのために週2回程度のプール通い。ふと出てみたという県大会で4位入賞が転機に。高校時代は代表は無縁だったが、大学入学後のある日、父親からのメールで「日本一高い山は富士山。では二番目の山は?」知らない、と答える。さらに父親は、「二番はその程度。一番にならないと輝かない。」これに今村元気選手は奮起。毎年4秒ずつ自己記録を縮め、大学4年で初の国際大会、昨年のアテネ五輪で11位、そして今年の4月に北島康介選手を破る。
モットーは、努力は才能を超える。「僕のような人間でも、頑張ればやれる。それを証明するためにも、北京五輪で金メダルを必ず獲りたいです」全身鳥肌が立った。
僕はブログ開始前の旧ヨコタノテで、北島康介選手を心から凄い人だと思っていたので、日本選手権でこの今村元気選手に負けたことは北島康介選手の心に問題があると思っていた。
しかし、完全に違った。理由は「努力は才能を超える。」
余韻にしたる・・・。
今もまだ、全身の鳥肌がおさまらない。上には上がいる証明。そしてそれは、自分かもしれないしみんなかもしれない、ということを証明してくれた。ナンバーに心から感謝する。