9月27日夜(日本時間28日午前)に月が地球に接近し、今年2度目の“スーパームーン”となる。しかし今回のスーパームーンは新月のため、その姿を見せない。
月の軌道は楕円形をしているため、約1カ月の公転周期の間に、地球に最も近づく近地点を通過するときと、地球から最も離れた遠地点を通過するときがある。
カナダのバンクーバーにあるH.R.マクミラン宇宙センターの天文学者ラミンダー・シン・サムラ氏は、「月が近地点を通過するときに満月か新月だと、スーパームーンとなる」と説明する。
今年3月には近地点の満月が見られた。過去18年で最も大きく見えた満月だった。
新月は、月が軌道上で地球と太陽の間に入るときに起こる。そのため、地球に向いた面には太陽の光が当たらない。
「2011年9月27日に昇ってくる月は近地点にあり、新月だ。つまり、月と太陽が空の同じ方角にあるため、この出来事を見ることはできない」とサムラ氏は言う。
◆スーパームーンは潮汐に影響する?
月の軌道はときにより大きさがわずかに変化するため、近地点の地球からの距離も常に一定というわけではない。
地球から月までの平均距離は約38万5000キロだが、近地点ではそれより約3万キロ近くなる。サムラ氏によると、近地点にある満月は、通常よりも約14%大きく見えることもあるという。
27日のスーパームーンの新月は、地球からわずか35万7557キロの位置にある。
一部の人々は、月のこのような接近が重力の異常な影響を地球に及ぼし、地震など天変地異の引き金になるのではないかと考えてきた。
しかし、オレゴン州科学産業博物館プラネタリウム管理者のジム・トッド氏によると、月の接近と地震を引き起こす力との相関関係はごく小さいという。
「太陽と月が並ぶことで引き起こされる潮汐力の高まりが、プレートにかかる負荷を強める可能性はある。しかし、地震学者は月の近日点通過と地震活動の高まりとが関係するという証拠を1つも見いだしていない。地球は常にエネルギーを貯え続けており、蓄積したエネルギーが大きくなりすぎたときに、いつでもそれを解放する」とトッド氏は話す。
月の接近は、海の満ち潮をわずかに高めることが分かっている。そのため、スーパームーンのときは海岸や低地で局地的な浸水が目立つかもしれない。
しかし、スーパームーンにそれ以上の影響力があると考えるのは無理があるとサムラ氏は話す。「スーパームーンは地上にさまざまな天災を引き起こすとも考えられているが、そのような主張は科学的根拠がまったくなく、大げさにすぎる」。
明日早く家に帰ります
しっぽ切っときます。
しっぽだよ、間違って違うのを切らないように注意しなきゃ。
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