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<東日本大震災>大津波6時間で7回…第1波、最大6.7m

東日本大震災で発生した大津波は、岩手県沖で6時間にわたって計7回押し寄せていたことが、港湾空港技術研究所の解析で明らかになった。地震発生から約15分で到達した第1波が突出して高く、20キロ沖合で最大高6.7メートルを観測した。水深が浅くなるほど津波は高くなる特徴があり、同研究所は海岸付近で2倍近い約13メートルの高さになったとみている。
岩手県南部の釜石沖20キロ(水深約200メートル)の地点にある全地球測位システム(GPS)を利用した波浪計のデータを回収、分析した。GPS波浪計は青森~福島県沖に7カ所あるが、地震の影響でデータが取得できていなかった。
最も高かった第1波は地震発生15分後から約6分間で約2メートル上昇し、続く4分間でさらに約4.5メートル高さを増した。その後約30分かけて潮位が10メートル近く下がり、この時、陸地では構造物や車などが沖へ流される大規模な「引き波」が生 じたとみられる。同研究所は「(約10分で7メートル近くまで)鋭く立ち上がる津波波形は見たことがなく、今回の津波の発生メカニズムを究明する重要な手がかりになる。第1波が大きな被害をもたらした可能性が高いと言える」と分析した。
第2、4波は2メートル近く、その後は徐々に低くなった。同研究所によると、地震発生から30分程度のデータが残っている岩手県中部沖と宮城県北部沖の波浪計でも波形に似た特徴があることから、三陸沿岸各地では第1波が最大波だった可能性があるという。...