この生涯で最悪の日…
最悪

私だけの事ではなく
この…北九州市が…
かって~63年前のこの日
昭和28年6月28日に
長く降り続いた雨
集中的に降った雨により
洪水、山崩れ、水害で
大きな被害を受けました
小倉市(現在の小倉区)を流れる紫川や
その周辺の川が氾濫し
家が流され、人々を水の恐怖に晒しました
門司市(現在の門司区)も
山崩れがあちこち起こり
山から海まで、いっきに流れ落ち
その辺りでは163名の方々がた亡くなり
この日の水害で184名かが亡くなったそうです

「防災訓練をしているから大丈夫」
といった人たちがいました
訓練を重ねる事は重要です

避難路を決めたり
避難先を決めたり
万が一の時はどこどこで
落ち合おう、とか
親子、兄弟で決めていたりすべきです

ですが~子供だけでも逃げれるように
留守番している子供が
家の中に取り残されたりしないように
そういうときは どの様にする…とか
公の機関も
家庭でも決めておくことが大事です
今日 午後2時から
《北九州大水害を撮った人々の記憶》が
北九州市小倉区寿山市民センターであります
つらい経験をした方々が
語り部として、
体験したこと、伝えたいことを
証言します
留守番していた姉と私 二人を
もし…あの時…兄が助けに来てくれなかったら~
助けられなかったら~
この日が命日になっていたかもしれない私は
被災者の一人として…参加します
思い出したくない記憶を胸にしまい込み
幼い時に受けた心の傷を
必死に手で塞いでいましたが
63年たって,やっと…向き合おうと思います
嫌なこの日です






