こんにちは 東京の行政書士 横田 あずまです。
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みなさんこんにちは!
さて、ニュース等でご存知の通り、自民党の総裁の高市早苗さんが日本の首相・総理大臣になりました。
報道されている通り、この高市政権は、右派(外国人に厳しい)です。
1,外国人に厳しい高市政権がスタート=自民&維新の合意文書の外国人政策の内容について
自民党(右派多めの高市内閣)は、同じく右派の日本維新の会と連立で協力して政策を進めることを合意文書で決定しており、
その中身として、外国人政策をより厳しくすることが明記されました。
合意文書の9番には「人口政策および外国人政策」というテーマが書かれており(全文は、「自民 維新 合意文書」で検索を)、
以下にその内容(必要なところのみ)を分かりやすく書きます。
これは今後の日本の入管のビザの審査や管理に大きな影響を与えることになる内容ですので参考にされてください。
色付きは合意文書の内容です。→やカッコ内は私の追記です。
●ルールや法律を守れない外国人に対しては厳しく対応することが、日本社会になじみ貢献している外国人にとっても重要という考えに基づき、以下の対策を講じる。
(一)内閣における司令塔を強化し、担当大臣を置く。
→(筆者コメント)=非常に右派(非常に外国人に厳しい)小野田紀美さん(日米ハーフ。ハーフ初の大臣か)が、外国人政策の担当大臣に任命されました。
高市さんと非常に近く、この2人の存在により、外国人政策の強化が、より強く より早く進む可能性が出てきました。
(二)外国人比率が高くなった場合の(日本)社会との摩擦(を防ぐ)観点からの在留外国人に関する量的マネジメント(人数の制限や調整)を含め、
外国人の受入れに関する数値目標(総量規制=つまりは人数の上限)や基本方針を明記した「人口戦略」を令和八年度中に策定する。
→(筆者コメント)=来年中に決めるとは、ずいぶん早くなった印象です。現在増加中の3%程度の外国人人口を、将来的に2040年までに10%未満に抑えるべきとの見方も出ていますが、
今後の日本社会の状況(外国人に関する世論の動きや選挙結果等)によっては、もっと少ない%に抑える可能性も否定できません。
(三)外国人に関する違法行為への対応と制度基盤を強化する。
→(筆者コメント)=メディアでは、特に違法な偽装難民申請が特に注目されていますが、
実はリアルな日本のビザ審査やビザ管理の現場では、
経営管理ビザや技術・人文知識・国際業務ビザや家族滞在ビザ、そして永住ビザや帰化申請についても、
政府や入管の対応はすでに厳しいものになっていますので、今後もその流れが続くでしょう。
永住ビザについては気になる点もありますので近いうちにアップしていきます。
(四)外国人に関する制度の誤用、濫用、悪用への対応を強化する。
→(筆者コメント)=同上です。
●令和八年通常国会で、外国人及び外国資本による土地取得規制を強化する法案を策定する。
→(筆者コメント)=すでに国土交通省への届出制が決定していますが、弱い規制であり、今後は世論や選挙結果の後押しもあり、実質的で強い規制が予想されます。
●インテリジェンス・スパイ防止関連法制(基本法、外国代理人登録法及びロビー活動公開法等) について令和七年に検討を開始し、速やかに法案を策定し成立させる。
→(筆者コメント)=これは、5番「インテリジェンス政策」の内容ですが、いわゆる「スパイ防止法」が早急に制定されることも重要な変化といえるでしょう。
同法違反やその疑いを持たれた場合には、ビザや日本の出入国や在留につき大きな制限や不利益が予想されます。
詳しい今後の変化予想についてはこちらもご覧ください=高市早苗さんが首相になったら、日本のビザはどうなりますか? どうしたらよいですか? | 東京 新宿 かかりつけの外国人ビザ専門の行政書士 ソフィア国際法務事務所
ひとまず今日は以上になります。
いずれの動きも注意が必要になりますが、いつの時代でも、どんなに厳格化が進んでも、一番強い申請で対応すれば怖くはありません。
何か気になることがあるのであれば、早期に信頼できる専門家に事前にカウンセリングや治療をしてもらってください。
ビザの問題やトラブルは、病気と同様に、早期発見・早期治療が何よりも強力な対策になります。
当事務所は不許可案件や困難案件がほとんどで、じっくり丁寧に一件一件作成するスタイルを取ってきて日本のビザ申請一筋14年目になります。その経験や知識がみなさんのお役に立てば幸いです。
何かあればお気軽にご相談ください。
入管・外国人ビザ(在留資格)申請専門 行政書士 横田あずま
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