こんにちは、東京都行政書士 横田あずま です。



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こんにちは!すっかり暑くなりましたね。2月からずっと忙しいままで、ようやく落ち着いてきました。そこそこ更新できるかもしれません。


さて、今日の話題です。20142月に申請した留学ビザから就労ビザへのビザ変更申請の結果が7月になってようやく届きました。待ち時間5か月です・・


その案件は、一店舗だけの居酒屋さんを経営しているとある東京の会社さんで、長らくアルバイトをしていた留学生をそのまま社員として雇用したいというものです。相談事例としてはごく普通のよくある事例ですが、不許可事例の典型でもあります(普通に申請すれば、ほぼ確実に不許可になるはずです)


その留学生は専門学校卒で、2回同じ学校に入り直しており、出席率もアルバイトのし過ぎがあって低かった時期もありました。条件は恵まれているとは言えません。


会社の方も、一店舗経営で小規模で社歴もわずか。しかも赤字で、お店もそれほど大きいわけではありません。条件はよいとは言えません。かなり不利です。


基本的に飲食店=単純労働=就労ビザは不許可、というのが入管職員の一般的な見方ですので、それをくつがえすだけの立証が必須になり、それがうまくできるかが許可・不許可を分けます(実は大きな会社でもこの状況は変わりません)


ただでさえ、そのような状況に加え、上記のような不利な条件が重なっていましたので、はっきり言ってかなりの困難案件でした・・


ですが、役所の資料や法令を再度読み込み、入管職員が欲しい形の説明が可能か、じっくり検討し、さらには最近の外国人問題や入管白書等も使って、独自の方法論も組み入れた結果、「これならいける」と判断して引き受けることにしました。


もちろんクライアント様とはかなり入念な打ち合わせを数回に渡り重ねました。


事業計画書も作成しました。この事業計画書は、あくまで入管向けの独自の方法論によるものです。いわゆる一般的な事業計画書とはやや内容や目的や記述方針等が異なります。


その結果、審査期間は5か月かかりましたが、留学ビザから就労ビザ(人文知識・国際業務ビザ)の変更が許可されました。


クライアント様は、周りからは「居酒屋では就労ビザがでないのは常識」と言われたり、あまりの審査の長期化にすっかり諦めていたご様子で、私が許可された旨の電話をした時は「ダメでした」という電話がきたと思ったそうです。


大いに喜んでいただき、私も自信を持って申請したものの正直不安になっていた部分もあったので、苦労を忘れ快勝の喜びにひたりました。手前味噌ですが、一回も追加資料の提出要求もなく、入管からの電話もなく、困難案件の許可がおりたのは快勝と表現してもよいと思います。


事務所移転の計画(品川入管近くの港区周辺)があることをお伝えしたら、「移転したら絶対に住所を教えて下さい」とのお言葉をいただけました。


「飲食店で就労ビザがでないのは常識」ではありません。「飲食店に関しては、普通に申請したのでは就労ビザはでない」だけです。ちゃんとやれば許可は引き出せる場合もあるのですね。


難しい申請ですので、もちろんダメな場合もありますが、許可を狙える場合もあります。


このような成功事例があることを忘れずに覚えていただき、周りに何と言われようとも決して諦めないでいただきたいと思います。


なお、このような困難案件の場合、最初の就労ビザの許可はほんのスタートに過ぎません。次回のビザ更新の際にはかなり入念なチェックが入りますので、ご自身で更新した場合には不許可になる確率が非常に高いのが通常です。この種のトラブルは非常に多いので、くれぐれもご注意下さい。


安心できるとしたらそれは、更新申請で3年のビザが出たあたりでしょう。1年ビザのままでいる間は、いつ更新が不許可になるか分からない状態だとご理解下さい。



今回許可された在留カードです(一部情報を伏せております)。上が新しく許可された就労ビザ(人文知識・国際業務ビザ)のカード、下は今までの古い留学ビザのカードです。ご面談いただければさらに詳しいビザ申請のサンプル資料をお見せできます。


なお、近く品川入管あたりの東京都港区に移動をする計画があります。ビザ業務だけを本気でやる体制をより強化するとともに、品川入管への移動時間を短縮して、よりよいサービスの提供をしていくつもりです。


詳細は決まり次第お伝えいたしますのでよろしくお願いいたします。


入管・外国人ビザ申請専門 行政書士 横田あずま



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