こんにちは、東京都の行政書士 横田あずま です。
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こんにちは(^ー^ 不法就労助長罪、資格外活動罪、なんだかすごいネーミングですけど、実はすごく身近な問題なんです。
ちなみに、世間で言う「観光ビザ」=正式には「短期滞在ビザ」、といいます。
よくある話として
「不用意に外国人のビザを確認せずに働かせてしまったら、実は働けないビザ(観光ビザなど)だった・・(→マズいです、即時に対応しましょう)」
「(中国人や韓国人などの)観光ビザの外国人を働かせているけど、絶対にバレないから大丈夫、バレてもうち(雇っている方)には関係ないし・・(→実は違います、働いている方は資格外活動罪、働かせた方は不法就労助長罪、数百万単位の罰金といった重大な結果になってしまうことも・・)」
「留学生はバイトできるから、何時間働いてもらっても大丈夫なんでしょ?(→実は違います)」
などなど・・「実は違うので事前にトラブルを予防して下さい!」とお伝えしたくなるような話がわりと多いのです。
とにもかくにも、
コンビニエンスストア(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、サンクス、ミニストップなど)
スーパー(イオン、ジャスコ、イトーヨーカドー、西友、サミットなど)
牛丼チェーン店(吉野家、松屋など)
ファミリーレストラン(すかいらーく、ガスト、ロイヤルホスト、長崎ちゃんぽん、デニーズ、サイゼリアなど)
居酒屋(白木屋、金の蔵などなど)
回転寿司チェーン店、ラーメンチェーン店、カラオケチェーン店などなど
特に飲食系のお店には外国人スタッフやアルバイトはもはや欠かせない貴重な人材になっているのではないでしょうか。
ですが、ビザの確認や管理をしっかりやらない場合には、思いもよらない法的トラブルが発生してしまう場合があります。
従来は、正直なところ入管の外国人の管理が甘く、法令もゆるい規制だったので、やり過ごせる場合が多かったのです。
正直、外国人登録も、いい加減な部分がありました。国自身も管理が十分に出来ていなかったことを公式に認めています(その反省を生かして在留カードを発行し、厳重に管理するようになりました)。
上記のような よくある話は、この外国人管理がゆるかった時代の実話をベースにしていると思われます。なので、あながち間違いとも言えない部分もありました。
ですが、今では(そして今後は) 信じていてはマズい話がわりと多くなってしまっています・・
転機は2004~2005年あたりに始まりました(詳しくは長くなるので割愛します)。
ついに外国人管理に対して法務省(及び入管)が本気を出してきたのです(総務省などの資料から確認できます)。
2004年~オーバーステイ(不法滞在)の外国人の集中摘発。警察と入管が共同で動きました。
24万人いた不法滞在者(不法入国者・不法残留者)を5年で半分にまで減らしました(法務省発表)。
これって、5年で12万人を摘発したってことですよね・・・1年で24000人、1日で65人の摘発ペースです。
しかも、2004年当時に計画(5年で半減)したとうりにノルマを達成しているところが、さすがに真面目というか怖いというか・・(;´Д`)
その後も、毎年 厚労省などと共同で(つまり労働基準監督署なども含め)不法就労対策キャンペーンを行い、、今年もそのような動きがあります・・・。
そして、本気なだけに、入管法令改正にも着手しました。
このキャンペーン実施の当時に目指していたのは、「入管法の大改正」による外国人の管理の厳格化。
その後8年かけ、今回の2012年の7月の入管法の大改正で、目的をほぼ達成し、外国人の管理の厳格化がスタートしました。
このように、とても大きな流れの中で 今の2013年の外国人管理の状況があります。
そして、今年の夏以降には より厳重化が進むある事情の変化があります(就労ビザだけに限らない、ビザ全般の事情の変化ですが、事実上非公開となっています)。
「どうやら昔とは状況が違うらしい」 そう理解していただければ幸いです。
「しかし、外国人スタッフ・アルバイトは 欠かせない貴重な人材。それはこの先もずっと変わらない。雇わなきゃいけない以上、今後はどうしていけばいいんでしょうか?」 そのような疑問が、当然生じます。
それについては、次回以降、質問別に分けて、シリーズで個別にお話をさせていただきますので、よろしければ読んでみてください。
入管ビザ申請專門 行政書士 横田 あずま
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