平和は戦争よりもよい。
というのは、平時において息子たちは父親たちを埋葬し、
戦時において父親たちが息子たちを埋葬するからである。
格言集 / フランシス・ベーコン
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土日はずーと作業。
なんていうか、ずーっとザコ戦。それぞれは弱いけれど弾に追い詰められて圧死。
そんな作業。
そんな事よりも最近の寝袋は快適過ぎる。
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東京へのオリンピック招致。
「環境に優しい」ってコンセプトは「東京」って街のイメージに合わなさすぎたんですかね。でも、次に立候補した
20年夏季五輪:広島・長崎が名乗り 共同で検討委設置
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20091011k0000m040082000c.html
はキャッチーですな。ちょっとセッカチ過ぎるけど、
「反核と平和を主軸に新しいテーマのオリンピックを」というのは企画提案としてはシンプルでメッセージ性も強く、他の都市との差別化も出来ているなあ。
と、ゲーム企画書的な見方をしてしまう。
追悼式典でオバマをすかさずフォローした下品さを見るに、広島市長の商売っ気の強さというか目立ちたがり度はかなりのモノとお見受けした。
移動はどうするんだろう。種目別に分けるのかな。
こういう時は地元の人がどう思っているかが大事だと思うんですが、それは伝わってこないすね。
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オバマ ノーベル平和賞に“驚愕と賛否”
http://news.biglobe.ne.jp/politics/050/gen_091013_0506160431.html
何もやっていないオバマにノーベル平和賞を与えるってのは、どうなんだろ?と思うけれど、逆にプレッシャーのかけかたとしては面白いと思った。
「オマエは大国の大統領で、ブッシュは戦争やって人気無くしたよ。何にもやってないウチに平和賞あげちゃうけど、なんか戦争とかやったら世界中から叩かれっから覚悟しな~」
みたいな。実際に
スーダン問題への積極関与を表明 米オバマ政権
http://www.asahi.com/international/update/1019/TKY200910190440.html
とか、それなりに活動してるっぽいから、効能は無きにしもあらずなのかも。
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と、ここまで読んだ皆様の根性を信頼してもう1ネタ。
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オバマがなんとかしようとしているスーダンってのは色んな紛争があって、ものすごく大変な事になってた(というか今も大変だし紛争は終わったような終わってないような微妙な状況)。
……だったんだけれど、最近は一応、復興開始と呼べるレベルになりつつある(らしい)。
最近のスーダンの状況
http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/0i0i/103821/
> 日本の戦後復興の話は、スーダンの人たちをとても勇気づけます。
> 戦後、日本は何もかも失った状態から、先進国の仲間入りをした。
>資源もなければ、国土も狭い。それでも「人」を育てることで、ちゃ
>んと成長できた。スーダンは国土も広いし、ナイル川を有しているし、
>石油だって豊富に出る。戦後の日本よりよっぽど恵まれている。だか
>ら、ちょっと頑張れば、かならず国は発展するはずだ、と。こう話す
>と、スーダンの人たちはとても元気になります。
なるほど。
紛争の負の状況だけじゃなくて、復興の実態を知る事が出来てよかった。
日本車が人気とか、知られざる側面も。
スーダンと車については、
南部スーダンでランドクルーザーが大渋滞している件
http://d.hatena.ne.jp/hsksyusk/20090417/sudan
のエントリが面白い。
長文だけれど、後半のプロジェクトX的な盛り上がりは見逃せない。
偶然居た日本人整備士。
車がすぐダメになる過酷な環境。
ボロボロの工場。
存在しない部品の輸入ルート。
やる気の無いスーダン人。
日本の常識では考えられない労働環境で、悪戦苦闘するスタッフ。
そして「現実逃避でスーダンに来た」と自嘲気味に話す整備士の、離任の言葉が染みる。
ものすごく遠い国で、こんなカッコイイ日本人が居た。
その事は知っておいても良い気がする訳です。