勤勉だけが取り柄なら蟻と変わるところがない。
なんのためにせっせと働くかが問題だ。
/ ヘンリー デビッド ソロー
■
若手の人のTGSレポートみてて「各種イベントのレポートを若手が書く時は、こうすれば上司に評価されるんだろうけれどなあ」と思う事があったので書いておきます。
★書く前にリサーチをかける。
>どういうレポートが望まれているのか?を上司にちゃんと聞く。
★レイアウトは綺麗な方がいい。
>ベタテキストだけじゃなく、ppt なんかで見栄え良く。
>見出しは大きく。わかりやすく。
★写真は臨場感が伝わる。
>自分で撮っていなくても、ネットで拾うのもアリ。
★伝えたいテーマは一つに絞る。
>思う事は沢山あるだろうけれど、絞った方が伝わる。
>たとえば「TGSに見られる携帯ゲームの新しい潮流」とか。
★具体的な提案がある。
>「ゲーム業界元気がない」とか書かれてもそれは感想止まり。
>「だからこういう戦略がある」という提案が望まれる。
★会社に対してのメリットを明確にする。
>理想論だけじゃなくて、会社が何故その意見を聞く必要があるのか?
>メリットをハッキリさせると喜ばれる。
★他の社員のレポートと自分のレポートが如何に違うか?を意識する。
>個性ぶる必要はないけれど、
>いつも比較される対象である事をわすれずに。
★イベント外の情報も混ぜ込む。
>たとえば、携帯ゲームについて書くのなら
>帰社後に類例を調べてみるとか。
★面白い方がいい。
>程度にもよるけれど、多少の笑いがあるほうが読みやすい。
>ただし、諸刃の剣なので注意。
★数値がある方が説得力が上がる。
>市場規模などの裏付けがあれば、よりよい。
>ただし、これもやりすぎ厳禁。
★「出せ」と言われていないレポートを書いてみる。
>他の人が休んでいる時こそ稼ぎ時なのです。
こんな感じですかね。
ああ、あと、もう一つ重要なポイントがあります。
★あんまりやりすぎちゃダメ。
>あまりにも多彩な技を出すと、マズイ。
>絶対に「こんなの要らないんだよ!」と文句を言うヤツが出てくる。
>↑約束してもいい。
上の要素のウチ、先輩達が実行している要素+1くらいが一番バランスが良いと思いますよ。ある程度のバカを装うのも一つの技術です。
頑張れ若人。