作業療法士として依存症の方と関わっていると、けっこうな頻度で耳にする言葉があります。それが「ダルク」という場所。

最初は「なんだろうそれ?」と思ってたけど、調べてみたり、人から話を聞くうちにどんどん興味がわいてきました!

なにが面白いって、職員さんの多くが元・依存症の当事者なんです。つまり、昔は「患者様」だった人が、今は「支援者」として働いてるってこと。このスタイル、ちょっと普通の医療現場とは違ってて、不思議だけどすごく魅力的でした!✨

実際に、あるとき患者様の付き添いでダルクを訪れる機会がありました。一言でいうと、とても独特な空気の場所でした。

だけどそれは「怖い」とか「変な感じ」って意味じゃなくて、なんというか生きてる人のリアルが詰まってる空間って感じ。
みんなが自分の過去とちゃんと向き合って、今をどう生きるかを真剣に考えてる場所でした!🔥

たしかに、みんなで集まって回復を目指すっていう点では、作業療法でやる「集団療法」にもちょっと似てるかも。
でもダルクはそれ以上に、自分の病気にすごく前向きに取り組んでる人たちの熱があって、支援者としての私もすごく心を動かされました!

「治してもらう」じゃなくて、「自分で治していく」そして、「自分の経験を誰かの支えに変えていく」そんな場所って、なかなかない。
ダルクは、不思議であたたかくて、ちょっと希望みたいなものが見える場所でした!☺️