人との間で悩むことがいろいろあるけど、それは「本質」からズレていることの方が多い。
「何のためにやっているのか」という自分の思いに立ち返れば、取るに足らないことであったりする。

去年、屋久島に行き何となく人生観が変わった。
活き活きと躍動する大自然を目のあたりにして、ジタバタしても一緒なんだというのを身体で感じた。
12時間の登山をしていたとき、足元を一匹のトカゲが通りすぎていくのを見て、
「この地球の中で、私の人生なんてこのトカゲくらいの感じ」と思った。
小さな脳で、小さなことに悩んでいるのが馬鹿らしくなる。

狭い世間や人間関係の中で、私達は一喜一憂しているけれど、人間も雄大なものに抱かれている自然の一部である。
いつかは死んでしまう命を、ネガティブなことに使うともったいない。