来週は某大学で、ファッションセミナーを行う。ファッション業界に憧れ、働いてみたいという学生も多いが、実際商品が店頭に並ぶまでのしくみや、どんな仕事があって、どんなことがしたいのかが見えていない学生も多い。

皆、好きなことを仕事にしたいが、最初から理想の仕事に就いている人は少ないから、「夢」を持てないのかもしれない。

私も「華やかなファッション業界」に憧れていたが、ストックで埃にまみれてタグ付けをしたり、重いパッキンを運んだりで、やりきれなかったし、ちっともカッコよくも、華やかでもなかった。

でも、どれもこれも「経験」として、あの時代にしかできなかったようなことのような気がする。あの頃があるから今があるのだ。
少しずつ軌道修正しながら「夢」にちかづく・・・

そんな話ができればいいな・・・と思っている。