それぞれの場所

このお盆、いろんな場所や場面で働く人達を見た。
圧倒されそうな高層ビル群、英語を話しながら歩くビジネスマン、炎天下の中、何時間も笑顔でインフォメーションしていた女性、慣れた手つきでスピーディーに、巨大な荷物を運搬する男性。

私はあんな風に英語は話せないし、炎天下で立ち続けたらきっと倒れるし、腰痛で重い物は長時間運べない。
もちろん皆、努力をして頑張って、その場所、その場面での役割を果たしている。
こうやって自分の持ち場に戻ってみると、たくさんの仕事メールやメッセージが入っていて、改めて自分の役割や居場所みたいなものを再確認する。

あんな風に生きてみたい。。。あんな人生もいいな。。。なんて、隣の芝生はよく見えるけれど、その人その人には果たすべき仕事があり、世の中が求める役割がある。
どこにいようと、どんな仕事でも、出会った人に笑顔で接し、自分のベストを尽くすこと。
それが日々の暮らしであり、生活というものなんだろう。
けれど、その果てしない繰り返しが、きっと誰かを幸せにしている。