今日は、8月1日、八朔。
京都では、黒い着物を着た舞妓さんが挨拶まわりをする夏の風物詩を感じる日だ。
着物や和のマナーを勉強するようになってから、季節感や日本独特の文化に対して、新鮮な気持ちや伝統の素晴らしさや感動を覚える。

日本に住みながら、本当の日本の良さを隅々まで知らない気がする。
祖母は明治の女で、和裁の先生だった。
いつも美しく着物を着こなし、素晴らしい立ち振る舞いが印象に残る人だった。
明治の女は凛としていて、一本筋が通ったような揺ぎ無い美しさがあった。
あの時代の日本は、今とは別世界みたいだ。

この夏の暑さにも着物は適している。
日本の良さを少しでも学んで、次の世代へと引継ぎたいと思う。
そんな年になったかな・・・。