昔から「待つ」ということが不得意だった。
「待つ」というのは、時間が止まっている気がして、いつも前に向かって進んでいないと満足できない私にとっては、とても「ネガティブ」は行為のように思えていた。
「少しでも早く」という時間知覚の傾向は、食料が欠乏気味の時代に適応的な行動様式だったらしい。
食べ物を求めて移動したり、獲物を倒してそこに駆けつけるとき、少しでも早く移動することが、より多くの食べ物にありつけるからだったという。
こんな飽食の世の中になっても、原始時代の癖が抜けない。
人の感情と向き合う仕事、カウンセリングを始めてから「待つ」ことの重要さがわかる。
「間」があってこそ、人は様々な感情を味わうことができる。
このスピーディな世の中で、置き去りにされていく言葉や思いに耳を傾け、待つ時間も必要なんだと感じる。
「待つ」というのは、時間が止まっている気がして、いつも前に向かって進んでいないと満足できない私にとっては、とても「ネガティブ」は行為のように思えていた。
「少しでも早く」という時間知覚の傾向は、食料が欠乏気味の時代に適応的な行動様式だったらしい。
食べ物を求めて移動したり、獲物を倒してそこに駆けつけるとき、少しでも早く移動することが、より多くの食べ物にありつけるからだったという。
こんな飽食の世の中になっても、原始時代の癖が抜けない。
人の感情と向き合う仕事、カウンセリングを始めてから「待つ」ことの重要さがわかる。
「間」があってこそ、人は様々な感情を味わうことができる。
このスピーディな世の中で、置き去りにされていく言葉や思いに耳を傾け、待つ時間も必要なんだと感じる。