「お前は、今のままの暮らしで

良いと思っているのか⁈」


「‥‥‥」



「お前はいつも、疲れた疲れたと言っている。

実際、疲れやすい。

それで実家と同じような農家に嫁いで、

母親と同じように農業が出来るのか⁈

就農するのか⁇」


「‥‥‥」




頭を思いっきり鈍器で

殴られたような衝撃を受ける‥





背後にいる圧倒的な巨大な人影が語り掛ける

おおよそ現実的でない大きさ





圧倒的な大きさを誇る容姿とは裏腹に

歯に衣着せぬ物言いなのに

圧倒的な愛で包んで来る

圧倒的な愛に圧倒される





怖さはない

むしろ、姿を現してハッキリと

言葉で伝えてくれて嬉しい



高圧的な要素は1ミリもない

私の為を思って言ってくれている

それが物凄く伝わる






ありがとう❤️

と思った瞬間

それを伝える間もなく

すーっと抜けていく

去っていく‥





巨大過ぎる影の人が姿を現し

言葉を発し

話すだけ話して

伝わったのが分かると

すーっと静かに去って行った‥





頭部を思いっきり殴られたような

衝撃のまま

家族のいる階下に降りていく‥



頭の中ではもう

次のアクションに思いを巡らせている‥





これまでの生き方を一新する

決意を固める。






遊び呆けている生活にピリオドを打つこと

(周囲に宣言する所から始めよう!)

勉学に励み進学すること

進路を定めること




物凄い速さでサクサクと行動を決めていく

実行する。




目に見えて真逆に方向転換。

その日の内に近所の遊び仲間が集まる中で

もう明日からココには二度と来ないこと

勉学にシフトすることを宣言して

実際に実行に移した。

これまでの生活に全く未練はなかった。

ヤリキッタ

遊び切ったのだと思う






13歳(中学一年生)の

1月2日。


初めて180度

人生を一変させる出来事だった。






勉強に打ち込むという

真逆の展開






見えない巨大な人が私の部屋にやって来た

最初で最後の日。

余りに強烈だったので

日にち位記憶しておこうと思った





毎年1月2日は

私にとっては特別な記念日。

ギュウギュウに詰まった愛を感じる日。






私を変えてくれてありがとう❤️

いつも側で見守ってくれてありがとう❤️



愛と気配をいつも感じている

いつも対話していて

いつも身近に感じている






あれから45年

今はどうかといえば

今を全力で楽しんでいる



そういう意味では

今も昔もなんら変わりはない




勉強に打ち込む日々も

それはそれで全力

結局全力出し切るのが好き❤️







目に見えない世界の話から

ぶっ飛んだ着地点になる。

いつか書いてみたかった。

@yokot1966

辻ちゃん