先日、入社手続きのため会社に行ってきたんです。
そこでいくつか書類を作成し、大まかな説明を受けました。
そして最後に、
『それじゃあ、働く場所をちょっと見てく?』
とのことだったので、当然私はお願いしました。
…結果、まあビックリしました。

私が働く場所として抱いていたイメージは、会社の制服を着た10人くらいのおっちゃんおばちゃんがスチールの事務机をいくつか並べた感じの場所で、ゆるーく仕事をしてるイメージだったんです。
はい、スミマセン。私の勝手なイメージです。
何か根拠があってのことじゃないんです。
もしかしたら、以前面接に伺った事のある運送会社さんの印象が反映されてたのかもしれません。
でも、その時と今回では会社の規模がぜんぜん違いますよね。
ちょっと考えればわかる事ですけど、勝手にそんなイメージを持っていたんですね。
で、そんなイメージを持ちながら勤務場所を案内してもらったんですが、本当、ビックリしました。
私が勤務する予定の会社は運送業なので、荷物を持ってくる一般のお客さん用の受付カウンターが建物1階にあります。
で、私の勤務場所も1階なんです。
身障者なので、そこは嬉しいですね。
今まで、面接や入社説明などで4〜5回は来たことがありましたが、勤務場所は今まで行った事のない通路の先にありました。
通路を曲がって少し歩いた先に、開けた場所に出たんです。
そこは通っていた学校の教室よりも二回りほど大きな部屋でした。
地図を見ると、敷地や建物自体はかなり大きいので、そういう広い部屋があっても不思議じゃないんですが、今までは限られた場所しか見ていなかったので、部屋の大きさにまず驚きました。
その部屋は、スチール製の事務机が所狭しと並んでて、40人くらい?はいそうな男女が忙しく作業をしているんです。
しかも、全員がスーツ姿でみんな若いこと!
そりゃまあ当然ですけどね。
私くらいの年齢だったら中間管理職ですもん。
なにか、熱気みたいなものを感じましたよ。
それと同時に、いま自分がここにいる場違い感も。
通路を曲がったら、オフィスビルの一角に出たみたいな感覚を味わいましたね。
いやぁ、ビックリ!
この風景を見て、まず最初に思ったこと言っていい?
『おれ、ここでやって行けるのかな…』
ですわ。