ちっちゃなころから

ひとりじゃないの

ひとりぼっちでも

ひとりじゃないの

 

 

 

 

わたしのこころのなかの

ちいさなかみさま

いつでもそばにいるの

いつでもおはなししているの

 

 

 

 

こまったときに

たすけてくれるのは

いつでもちいさな

かみさまだった

 

 

 

 

おかあさま

わたしはもうだいじょうぶです

おとうさま

わたしはもうだいじょうぶです

 

 

おかあさまみたいになんかならない

おとうさまみたいになんかならない

わたしはわたしのみちをいく

おかあさまわたしはもう

ひとりでもあるいていけるから

 

 

 

 

わたしのこころのなかの

ちいさなかみさま

いつでもそばにいるの

いつでもおはなししているの

 

 

 

 

こまったときに

たすけてくれるのは

いつでもちいさな

かみさまだった

 

 

  

 

わたしがみつめているのはせかい

わたしがみつめているのはうちゅう

くだらないおやのあらそいごとになんか

もうわたしをまきこまないでください

 

 

 

 

ちっちゃなころから

かみさまがいる

ひとりぼっちでも

かみさまがいる

 

 

  

 

わたしのこころのなかの

おおきなかみさま

いつでもそばにいるの

いつでもおはなししているの

 

 

 

 

おかあさましんぱいいらない

おとうさましんぱいいらない

わたしはわたしのみちをいく

わたしがみつめているのはせかい

 

 

〜 横須賀しおん第一詩集 

いつだってアイはあのころのまま」収録作品〜