一条工務店のハグミーという規格住宅があります




最もリーズナブルに設定されていますが、展示場のベテラン店長曰く、




「コスパは、ハグミーが最強です」




とのことです





ハグミーの性能は一世代前のアイスマートと同じ感じだそう





まず、耐震性ですが、1つ上のグレードは2×6のアイスマイル(i-smile)ですが、実はハグミーの方が強いそうです






勝手なイメージで、ハグミーは2×4なので、弱いのではと思ってましたが、2倍耐震という技法を使う事により、極めて強い耐震性を確保しているらしい…






壁が薄い分、断熱性は下がるのでは?と思いましたが、それも問題なし






熱損失係数のQ値ですが、低いほど優れています



i-smile(アイスマイル)

Q値 0.89



HUGme(ハグミー)

Q値 0.91





この0.02の差は、ほとんど違いは無いといって良いレベルとのこと





ちなみにグランセゾンは0.98なので、ハグミーの断熱性で十分過ぎるみたい






北の極寒地でなければ、これ以上断熱性を上げても、逆にオーバースペックになるだけで、あまり意味は無いそう






1番の差はペアガラスかトリプルか






これもペアガラスでも十分みたいですが、オプションでトリプルにすれば、もうi-smileと住んでいても差は感じられないそうです






でも優先順位は低いみたいです






例えば、線路沿いや大きな道路沿いで、外界との隔離性を重視したり、最高気温が0℃程の地域の場合、大いに効果を発揮するみたいですが…






普通の住宅街であれば、ペアガラスでも良かった…となるそうです





というのも、トリプルは開け閉めが重いです

ペアガラスは気楽に開けらる感じでしたが…





特に掃き出し窓は重く、腕を痛めていたり、老後に力が弱くなった時の事を考えると、キツそうですね





一条の家なら窓開けないのでは?と思いましたが、やはり冷暖房を使わない時期は開けたくなるみたいです






ちなみに、線路沿いにペアガラスで建てた施主さん曰く、全く聴こえない訳ではないが、別に気にならないとのこと






こればかりは、個人の生活スタイル、地域、立地を考えての選択ですね






そして、重要なのが間取り






規格なので、どうしても変えることはできません






しかし、アイスマイル(i-smile)よりは、設計が新しいので、現代的な間取りで使いやすいそう






例えば、洗面脱衣場は全てのプランで3畳以上の広さが確保され、玄関横にはシューズクロークが設置されています






最近流行り?のウォークインクローゼットがある間取りも多いです






収納量も最近の生活スタイルに合わせて、新たに計算され、i-smileより多く使い易さ重視になっているみたいですね






太陽光やトリプルガラスなどなどのオプションを全て入れ、i-smileと同等の仕様にすると、あまり価格差は無くなってきます






しかし、間取りや収納の使い易さ、設計の新しさでは、ハグミーの方が優れているので、おすすめだそうです






ということで、気に入った間取りがあれば、ハグミーは最強とのこと





うーん、恐るべし一条工務店…