前回のブログから一年近くも経ってしまいました。
その間釣りをやめていたわけではなく、小川丸の貸しボートスタンプがちょうど10個貯まるくらいのペースで海に出ていたのですが、元々のものぐさのためにブログを書くのが億劫になっていました。

貸しボートで大変なことと言ったら、やはりアンカーの上げ下げでしょう。私も自前のアンカーやアンカーロープだけ自前など、これまであれこれと試してきましたが、今は自前を諦めました。
理由は、

家からアンカーを持ってくるのが面倒
根掛かりすると経済的ショックが大きい

一方で、小川丸のアンカーはいつのまにかだいぶコンパクトになってきたので、今は小川丸のアンカーを使いながらいかにして上げ下げを軽くするかを日々考えています。

引き上げる時のロープの摩擦を出来るだけ軽くするためには、アンカーローラーが良さそうですが、固定方法が難しい。
できるだけ軽くて、アンカリングが軽い、を目指して、もちろんできるだけ低コストで作ることを狙って出来上がった試作品がこれ。

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キモとなるボートへの取り付けクランプは、パイプ竿受け太郎を流用。それに以前買ったアンカーローラーとカムクリートをネジで固定。

しかしながら、見た目通り安定感が非常に悪く、引き揚げるときにすぐ船縁から外れてしまう、添え木の大きさや形を工夫すれば多少は安定するかもしれませんが、そこまでの根気がなく、しばらくまた妄想を続けていました。

ステンレスの手すりのようなものがボートの縁にセッティングできれば、ロープの摩擦がかなり減らせるんじゃないかと考えていました。金属加工の腕のある人に相談できればと思うのですが、とりあえず私の細腕で考えたのがこれ。

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ホームセンターで見つけたアルミ板をボートの縁に沿って手で曲げました。ロープを引き上げる時に、このアルミ板の上を滑らせるように引き上げます。

もともとはこんなやつ。

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近所のHomesで380円くらいでした。
ステンレスもあったのですが加工が難しそうで、まずはアルミ板でトライです。

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曲げ方はこんな感じ。現場で現物合わせ。

さて結果は、、、意外と使えました。ない場合と比べて、労力が3割ほど軽くなった感じ。ロープ引き上げの時にこのアルミ板の幅の範囲で引き上げるようコントロールするのがちょっと面倒ですが、貸しボートにありがちな、縁についたロープの擦れ跡のくぼみにハマってしまうストレスから解放されたことが大きな成果でした。

ステンレスの方がより滑りが良さそうですが、ワンコインで工具も使わずにできた手軽さを考えると、この妄想は上出来でした。板金加工ができる方がステンレスで作ったら商品化できるかも〜

次回は、魚探の振動子のセッティング、これも貸しボート族の永遠のテーマですね〜

あ、そんなことより魚を釣らなくちゃ💦