中国での船釣りは早や5回目、初回の舟山以外は漁山列島、今回は4回目です。6月、8月、9月と好調だったが水温が下がる11月はどうか、不安はあるものの先月の釣行会を逃しただけに期待が募る今回でしたが、結果は惨敗。なす術なし、という感じでした。
2015年11月14日(土)-15日(日)
月齢2(大潮) 日の出06:20 日の入り16:57 満潮午前10時 干潮午前4時
イシモチ 23cm x1
カサゴ 18-20cm x5
リリース
カサゴ 多数
バラシ
マゴチ 35cm? x1
いつものように金曜日の夜10時に布良瀬を出発。道路が空いていたので3時過ぎに石浦漁港に到着。今回は全部で13人。2艘の仕立です。釣り船にスムーズに乗り換えて、ポイントには6時半頃着きました。
仕掛けはいつものワンパターン、片テンビンに3号フロロ2m、鈎はチヌ4号。月齢2の大潮、4時の干潮の後の上げ潮と、スタートダッシュの気がはやりますが、釣れるのは小学生サイズのカサゴばかり。潮がこれまでになく濁っている。
10時過ぎになって初めてカサゴ以外となったのは、イシモチとスズキの合いの子のような魚。
会長が釣り上げました。
そのあと続いてイシモチ、コノシロのような奴(ヒラというそうです)、アイナメなどばらばらとアタリが続き、さらにMさんがキジハタ32cmを上げてふたたび盛り上がってきました。
そのあとはアナゴ、タコなど、皆さんポツポツと釣り上げる。以前までと比べると魚種が豊富ですが、スズキや鯛が全然上がりません。
大潮で60号でも底が取れない早潮に悩まされながら、初日は5時過ぎに納竿しました。ちなみに私にはカサゴしか釣れなかったのはここだけの話です、、、ハリスを1.5mから3mまで変えて、クッションゴムを付けたり外したり、棚もベタ底から4mくらいまで試し、誘い方もパターンを変えて、エサも活きエビとイカ短冊を試してみましたが、カサゴが丸呑みにするか、たまにエビの胸のあたりを食いちぎられるか、の肩透かしでした。
さて翌日曜日、5時40分に出港です。4時の
干潮のあと、いい感じに潮が動き出す時合いだと、昨日より鈎を小さめにして、活きエビも小さめを選んでスタートしました。間もなく周りで稚鯛が上がりだしました。自分もエサをかなりかじられるのですが、掛かるところまではいかず、そのうちに朝まずめの時合いは終了。潮も速くて釣りにならないので、11時までの限られた時間を船長に託し、最後の移動は12mくらいの浅場。砂地の底。そこでもイシモチ、稚鯛がポツポツ。Kさんが40cmくらいのマゴチを掛けたのが最後の盛り上がりで、11時過ぎに終了。
間際に自分にもマゴチが掛かったのですが、鈎が通らず水面でバラしてしまいました。何とも未練を残す結果に終わりました。水深30m位までの浅場の岩礁地帯なので、秋も深まるにつれて水温の低下が早く、魚は深場に移ってしまったのでしょうか。これで今季の船釣りは終了、来季は5月までお休みになりそうです。
さらば漁山列島・・・
石浦漁港に戻っていた釣り船。夏場より数も少ない。
日曜日の夜7時過ぎに布良瀬に戻り、打上げ。
もう1艘のほうでは65cm級のスズキが2本あがっていました。
さっとゆでたタコは柔らかくコクのある味。
スズキの握りは、柚子胡椒、ポン酢、岩塩の3つの味で。
イシモチやキビレ、アイナメは塩焼きで。
いづれもプロの手に掛かると絶品で、みんなで漁山の幸を堪能しました。
終わってみると、サイズはともかく皆さん魚種も豊富でなかなか楽しい釣りでした。私はといえば、自分の実力をかみしめながら、来年へのリベンジを誓いながらの打上げでした・・・