大津手漕ぎボート用の工作第二弾です!
第一弾(シーアンカー)はこちら

大津のボート釣りで、最近はアミコマセにオキアミを混ぜています。

アミコマセのときは主にサニーチビライト30号を使っていましたが、オキアミを混ぜたときは、オキアミが出るように上窓を大きく開けると、コマセがすぐに出切ってしまうので、最近は大きめのサニーカゴFLかLに、35号~40号のオモリを付けて使うようになりました。

しかし、コマセを振るときに金属音が出て警戒されてしまうことがあると聞き、オモリ一体型のビシカゴを探していましたが、先日タックルベリーで掘り出し物を見つけました。
シャベルビシ.jpg 
ダイワのシャベルビシ60号 なんと216円です!

自分のライトタックルには60号は少々重い。30~40号くらいが良いのですが、市販のビシではなかなかこのくらいのサイズではありません。

ちなみに、以前よく使っていたのは、
 
サニーチビライト30号(実測114g)

または、
 
 ヤマシタライトビシ30号(実測126g)

 
ダイワMDライトビシ30号(実測116g)

です。オキアミ混合コマセだと、どれも小さいので、今回購入したシャベルビシを改造することにしました。

最初に、重さを測ってみると、
 
358gでした。60号=225gなので、プラカゴ部分が133gということでしょうか。

まず、オモリの部分を金ノコで切断しました。

276gになりました。82g、つまり20号分落ちたことになります。適当にやったわりには、運良く40号相当になりました。

改造、といってもこれだけです。

さっそく1月4日の初釣りで使ってみました
上の方に大きめの丸い横穴がいくつか開いているのですが、それはビニルテープでふさぎ、また下側はほとんど閉めで、オキアミは上窓だけから出るようにしました。
着底してから50cmくらい巻き上げ、大きく2、3振り、それを2、3分間隔1セットで2、3セットでだいたい出てしまう感じです。ちょっと撒きすぎですが、オキアミコマセもたっぷり入るので、食い渋りのこの時期にもそこそこアジの群れを足止めしておけたような気がします。

オモリを切断するのはけっこう大変でしたが、おかげでライトタックルでもストレスなく振ることができました。全重量276gというのはサニーチビライト30号の2倍以上とかなり重いのですが、プラカゴの部分は比重が軽いので、実際に振った感じでは、サニーカゴFLかLに40号オモリを付けた時のような手応えでした。

また、期待していなかったのですが、シャベル型なので、コマセにあまり触らないで詰めることができたのは楽チンでした。いつもは手で詰めていましたが、寒いこの時期は手袋をしているので、手で詰めるのがなんとなくやりづらかったのが、ラクに詰められたおかげで、手返しが良くなったのも釣果アップに効いているのかもしれません。

落とすときに水の抵抗を受けやすい形だと思っていましたが、実際に使ってみると、30mくらいの水深ではぜんぜん気にならなかったので、当面はこのままでやってみようと思います。


これからしばらく辛抱の時期は、せっせとコマセを撒いて魚を育てることにします・・・