詳細を書き足しました。

2014年12月28日(日) 大津 晴時々曇 8→12度 水温12度 北2→1m 小潮(満潮09:33)

渋いですがヤマダ沖28mにアジはちゃんといました。

釣果
マアジ 18-26cm x25
イシモチ 28cm x1
ゴマサバ 30cm x1

20141228.jpg 

今日はめずらしく車で大津へ。6時半前に着くと、マンション裏の路駐スペースは最後の1台。皆さん釣り納めに気合十分。

今日は初めての小川丸の貸しボート。石田ボートの常連さんの中には、小川丸にも行きたいんだけどいまさら乗り換えるのをためらう人もいると聞きましたが、その悩ましい気持ちがよくわかる、石田ボートと同じようなとても気持ちの良い応対の小川丸さんです。

それでも小川丸の良いところは、
①スタンプカード 10回乗ると1回タダ。また3回目ごとにイソメがもらえる。
②バケツも有り コマセを入れるタライに加えて、高さのあるバケツも借りられた。
③水道にシャワーがあり長靴やクーラーボックスをさっと洗える。
④なんと、暖かいおしぼりをもらえた。コーヒーもつく!

バケツや水道は、もちろん混んでいないときに他の方にも配慮して借りようという気持ちに自然となる、そんな「居心地のよい」ボート屋さんでした。

小川丸のボートを待つ人は5、6組。石田ボートは20組ほどいたでしょうか。同じ時間に来ても、早く出船できる?、これも良いところかも。

今日出船予定と聞いていたAPさん、それにお初になるぽよぱぱさんはいないかと頭にタオルを巻いた人を探しましたが、見つかりませんでした。他にえらいこっちゃ会でお会いした方もいたかもしれないのですが、この時期は防寒の重装備なのでなかなか顔がわかりません。失礼した方、ごめんなさい。

ずいぶん前置きが長くなりましたが、7時前に出港。決めておいたヤマダ沖を目指す。ほとんどの人は右へ。左に行くのは自分ともう2艘くらい。

ヤマダ沖の深場の砂地は、今はなき小川ボート店(ややこしい)の親父さんに教わった真冬のポイント。このあたりでは一番深いので冬場はアジが溜まるのか、魚探の反応がなくても型の良いアジがポツポツ釣れたりすることが何度かあった。また、イソメがあるとカレイやアナゴも掛かったこともある、自分のお気に入りのポイント。

魚探を見ながらヤマダ沖手前付近を流すと、小さいながらも深い砂地ではところどころでアジの反応が。去年の真冬の実績があった、ヤマダ沖ポイントから100mほど東側に向かって落ち切った28mくらいの砂地にアンカリング。このあたりは自分も含めて2艘。

今日はオキアミ3kgを半分に割ったものと、アミコマセ1個(1kg)とかなり少ない準備。たぶん食い渋りだろうから、コマセで腹一杯にならないように、というもくろみだった。
しかし、オキアミがぽろぽろ出るようにプラビシの上を全開にすると、当然コマセがどんどん出て行ってしまう。そこで全開をやめて6割ほど開け、オキアミがようやく通り抜けられるようにした。

今日はまずアジを確保しようと考え、1本目はサビキ。2本目のビシ(2m、チヌ4号とピンクウイリーの2本鈎)の準備をしていると、サビキ竿がガクガク。急いであげると、18cmくらいのアジ。幸先良いスタートだ。さっそく借りたバケツに入れたが、水をまだ汲んでいなかったので、慎重にアジの入ったバケツで水をすくった。

2本目のビシ仕掛けを落とそうとしたが、今日は付け餌を買うのをケチって、オキアミブロックから取ろうとしていたので、まだ解凍が進んでいないため、形の良い付け餌が取れない。しばらく海水で解かしていたが、水っぽい刺し餌になってしまった。やはり付け餌は買っておけばよかった。

ビシ仕掛けを落とす前にまたサビキ竿がガタガタ。巻き上げるとフッと軽くなった。そんなことが3、4回続けておきる。クッションゴム30cmをつけているが、サビキのせいか。アジ鈎13号+枝ス5号、幹糸7号でヒラメ対策の欲張り仕様だったが、中アジの口には大きすぎて入り口に引っかかるだけなのかも。たまに掛かってきたアジも口元はボロボロ。今日はこのサイズしか持ってこなかったのがとても残念。

ようやくビシ竿を投入したが、アタリがあるのはサビキばかり。バラシが釣った数の3倍くらいだったが、3つ目のアジが釣れたところで、早々とビシを諦め、泳がせ投入。菅付きチヌ鈎6号の親孫2本鈎で、18cmのアジを18mの棚に投入。

朝9時過ぎまではバラシも含めアジのアタリで忙しかったが、その後静かになった。魚探には、1時間に2回くらいアジの反応が出る。その都度アタリがあり、相変わらずバラシの合間にアジをぽつぽつ追釣し、お昼前にようやくつ抜け。

あまりにもバラシが多いので、サビキに見切りをつけた。コマセも残り少なくなってきたので、型の良いアジを狙い撃ちしようと、4mのセミロングハリス+クッションゴム1m+チヌ4号、その上1mに枝ス30cm出して緑ウイリーの仕掛けで粘ることにした。

そいつがきたのは11時過ぎ。ビシがグンと引き込まれたので、竿を持ちドラグを緩めてタモの位置を目で確認し臨戦態勢。残り10mくらいのあたりで、3回くらい巻いたり出したりを繰り返して、こいつは鯛の三段引き?まさかの三連続でクロダイか?とはやる気持ちを抑えながら、クッションゴムを手繰り寄せ、水面下に目を凝らす。

ん?ずいぶん長い魚だぞ。やっぱり練習モードか。

鈎は外せなかったので、できるだけ口元でハリスを切ってホシザメにはお帰り頂いた。

このあと、大さんチームが合流。武山は大賑わいだがアジはかなり渋いとのこと。
たまたま大さん号がきたあたりからアジの活性が上がり、コマセを分けて頂いたので潮下の大さん号にも行きわたるようにコマセをバンバン撒き始めた。セミロングを詰めて2m+クッションゴム1mにしたところ、一荷も含め調子が上がってきた。大さんと仲間の方もテンポよくアジを上げ、2時頃まで熱い時間が流れた。

ちょうどコマセがなくなり、2時半に終了。
アジの棚は、魚探の反応はベタ底だったが、ビシカゴを底から3mくらいのところで振り、さらに3mくらい持ち上げて付け餌を底から3mくらいのところに引き上げた直後にアタることが多く、棚は意外と高めのように感じた。

最近良いというウイリーはイマイチだった。付け餌とウイリーの2本鈎にした場合、10:1くらいで付け餌の勝ち。ただし隣で釣っていた大さんはウイリーが良かった様子。初めはピンク、次はグリーンが良いらしい。疑似餌が付け餌に勝るはずはないだろうという固定観念の自分は、こらえきれずすぐに付け餌2つに変えてしまったが、色や長さ、しゃくり方など、ウイリーは奥が深いのだろう。

サビキは小さめの鈎を持ってきていれば、倍くらい行けたかも。これからヤマダ沖に出かける人が増えて、ますますアジが居着いてくれるようになれば、ヤマダ沖ファンとしてうれしいです。

以上追記でした。
忘れていた泳がせは、今日も沈黙でした。




20141228軌跡.png 

「冬のアジポイント」(35°16'11"N、139°41'45"E)28m付近に朝7時半から2時過ぎまで粘っていました。午前中はぽつりぽつりで昼頃ようやくツ抜け、午後大さんチームが合流してコマセパワーが倍増したあたりから、テンポが上がりました。
魚探の反応は出たり消えたり。小さい群れが回遊しているような感じでした。