2014年3月8日(土)安浦沖 晴 10度 水温10度 北東4m→南西2m 小潮(満潮08:16)

アジはやっぱりガレ場手前、28m付近にいた!数は少ないが型は良い。イシモチも良型、アナゴも上がり、この時期にしては上等。

釣果
アジ 18-25cm x17
イシモチ 21-28cm x6
アナゴ 50cm x1

20140308

待ちに待った6週間ぶりの釣行。6時過ぎの時点では予報より風が強く、ボート屋の大将としばらく様子を見ていたが、千葉方面の煙突がまっすぐだったので、7時過ぎに安浦を出港。まっすぐにマイポイント、ガレ場とヤマダ電機沖の中間あたりにある28m地点に向かった。

ポイントに着くと、すでに底付近にアジらしいつぶつぶの反応が。上ずる気持ちを抑えながら、風上50mくらいにアンカリング。波は大丈夫だが、時折吹く北東からの風が結構強く、ボートは前回より20mほど沖に落ち着いた。このあたりは28m前後で起伏のない砂地が広がっているようだ。富士山出しとカゴオトシに挟まれた広い盆地のような地形か。

まず、先生のブログで知ったケイムラサビキ(7号)を投入。カゴはサニーのLを付け、コマセが少なく長く出るように調整。
次いでビシ竿も出した。こちらはサニービシスリム30号。タックルベリー上野店で見つけた(683円)ので即購入したもの。付け餌はオキアミL。

15分くらいは何もなかったが、最初のアタリはビシ。6週間分の期待と妄想と重い手応えにワクワクしながら上げると、22、23cmくらいの型のよいアジが一荷で上がってきた。アジは渋いだろうと思っていたので、予想以上の出だしに興奮し、手返しが悪い。
その後ビシばかりアタリが続き、1時間くらいのあいだに20cm以上のアジを6、7ほど上げる。8時半を過ぎた頃からパッタリとあたりが途絶えた。魚探には相変わらずつぶつぶの反応が出たり消えたりしていたが、まったく反応のないサビキをケイムラからピンク7号に変更。

10時ころまで静かな状況が続いた。サビキはピンクにしても全く無反応。10時過ぎに久々にくくんとビシの竿先が引かれ、重い手応えの正体は28cmほどのイシモチ。それからはイシモチばかりポツポツと掛かる。

昼過ぎに久々のアジ。18cmくらいだったので、すぐに泳がせ竿を出した。
その頃から、アジがまた復活。イシモチと交互に掛かるようになり、1時過ぎまではまた忙しい時間だったが、そのあとまた静かになった。あとで調べたら、その頃は潮が引いている時だった。

1時半ごろになり、風向きが変わってきたので、泳がせ竿だけを最後まで残し、竿先を見つめながら片付け。泳がせは、昼過ぎから2時頃まで、15mから22mくらいまでの間で、時折タナを変えていろいろ探ってみたが、結局この日はまったく反応がなし。18cmの貴重なアジもお持ち帰り。

振り返ると、アジは朝方、9時前までが良かった。そのあとはイシモチ。前回のように、早めに泳がせサイズのアジが上がるとチャンスが広がるのかもと思った。
サビキは全く不調。アジ1つ以外はすべてビシのほうだった。途中でビシ2本にもしてみたが、自分は手返しが下手なので、サビキ竿はコマセ出し用にと割り切ってからはいつも通りにサビキ1、ビシ1、泳がせ1のトリオで続行。大津で賑わっているマイワシは全く音沙汰なし。

久々のボート日和にたくさん出ているかと思ったが、意外に少なく、自分の周りにはだれもいなく、富士山出しのほうの海苔棚(?)付近に1艘出ていたくらい。冷静に考えてみれば、この寒さと低い水温に出て行くのは、よほどのもの好きなのだろう。

今日は上州屋のコマセブロック(16切)1つでは足りず、後半は予備で持ってきていた常温保存のマルキューLTコマセを使った。時合のせいもあるかもしれないが、コマセブロックのほうが食いが良かったように感じる。これから前日にコマセを冷凍庫からいくつ出すかの判断がむつかしい天候が続く。

帰宅してさばいたアジの胃袋を見ると、いくつかのアジにはコマセがパンパンに入っていた。できるだけ少なく出るようにビシを調整したつもりだったが、サニースリムのほうは特に上窓がゆるかったので、途中で開いてしまったのかも。きつめになるよう次回までにいじっておこう。

次は3月下旬か。昨年のこの頃はぎっくり腰をやっていてずっと出られなかったが、これから水温とともにどう変わっていくかが楽しみ。