2013年8月10日(土)安浦沖 晴時々曇 34度 水温27度 南1m 中潮(満潮06:32)

この夏一番の猛暑で早上がり。アジ完敗、イナダ2本。

釣果
イナダ 39-41cm x2
シロギス 16-23cm x5
20130810 


高温警報が出るような、とてつもなく暑い日。初めからお昼までと決めて、帽子はもちろん、ひざ下の日焼け対策に、腕用の日焼けカバーを脚絆のように履き、半日用の水分1.5Lを用意。それにしても、朝6時の時点ですでに28度はあった。

6:30出港。相変わらず白灯台手前でアジがポツポツ上がっていると聞いたので、前回の振り返りを生かし、まずそこで1時間ほど粘ってみたが、全く反応なし。近くに2艘出ているが、一人の方はようやく1つとのこと。おまけに根がかりがひどく、サニーカゴ含めて仕掛け一式を早々とロストしてしまった。気がつくとコマセカゴは2個しか持ってきていなかったことに気づき、7時半にコマセカゴを取りに一旦岸に戻った。
20分後再開。今度は沖堤防の右内側を探ってみたが、こちらもウンともスンともいわない。今日は午前中だけと決めていたので、見切りをつけて8時過ぎにいつもの白灯台沖へ。
しかしこちらもアジどころかイワシもカサゴも反応なし。アジは諦めて、キスかサバ、いやイワシでも・・・とだんだん弱気になる。

潮がゆっくりと大津方面に流れていたので、9時半頃アンカーをあげ、大津岸壁沖に向かってボートを流すことにした。魚探の反応があったところで止めて探ってみようかと思ったが、クラゲなのかノイズが多く初心者の目には見分けがつかない。上手の瀬付近、12m付近で初めてビシに反応があり、20cmのキス。今日は青イソメではなくジャリメにしていたので、キスにはそれがよかったのかも。その付近で20cm前後のキス4つを釣り、10時半時点で夕飯の一品分をなんとか確保。

さらに流して大津岸壁沖にくると、大津方面からのボートが何艘か浮かんでいたが、皆さんアジは不調な様子。夏は浅場で岸寄りが鉄則と勝手に決めて、ボートがほとんど出ていなかった海釣公園沖150m付近に移動。水深20m。このあたりは先月ゴマサバを釣ったところだったので、サバに期待しながら、どう見ても買いすぎたコマセをせっせと撒く。
11時頃サビキに弱々しい反応があったので、小アジかと期待して引き上げてみると、カタクチイワシが4つ。先月より大きくなっていて、一瞬お持ち帰りか?とちょっと弱気な考えが頭をかすめたが、いやサバ狙いだと思い直して、そのまま水中に戻し、タナを底から5mほどあげておいた。
5分もしないうちに竿先が水面に突っ込むアタリ。やっときたと思ってドラグを確認し、いつもより丁寧なやり取り。フワッとしてはまた下にぐんと突っ込む動きで、あまり横には走らないなと思いながら、PEとナイロンの結び目が持つかどうか少し気にしつつ、少しドラグを緩めながら慎重に引き上げる。タモを構えていると、水面に上がってきたのはイナダ。ハリス3号の3個入り299円のサビキだったが、なんとか持ちこたえてくれた。エラと内蔵を外しクーラーBoxへ。
その間ほおってあったビシ仕掛けの方を上げると、下針のジャリメにシロギスが掛かっていた。水面近くまで巻き上げて気づいたが、イナダらしい魚影が白ギスを追って水面近くまで上がってきていた。

アンカリングをしていなかったため、やりとりのあいだに水深25m付近まで流されてしまったので、改めて20m付近まで戻し、同様にサビキを垂らすと、小イワシがひとつだけ掛かる。また15m付近に泳がせていると、すぐにさっきよりも強い引き。さらに慎重にドラグをいじりながら、さっきより太ったイナダを釣り上げた。11時15分。
これで9LのクーラーBoxの中は、窮屈そうに折れ曲がったイナダでいっぱいになってしまった。熱中症になりそうなどよんとした暑さ、ナギは良いんだが風もなく、水分も500MLの3本目が残り半分位になってきたので、帰港を兼ねて白灯台付近に戻ることにした。そこは誰もいなく、自分もそこで片付けをしながら15分くらいサビキを垂らしていたが、見切りをつけて11:45に上がった。

今日はさすがに早上がりする人が多かった様子。アジは皆さんダメで、釣った人も白赤灯台付近だけ。先週まで2週連続で束釣りしていた名人も釣れたのは内側だけで、外はまったくダメだったらしい。


本日のメモ
熱中症対策
ほんとうに大事。できるだけ暑くなく、それでいて肌を隠すことができるような格好を工夫している。海面といえどもどこからともなく飛んでくる虫に刺されるので、日焼け止めクリームよりも、肌を隠すことのほうがよい。シャカシャカ素材の長ズボンが一番だが、濃い色のものしか持っていないので、ひざ下までの短パンに腕用の日よけカバーを着けたが、明るい色のレギンスのようなものが良いかもしれない。コマセ汁や血抜きをした時の血などで汚れるので、妻のお古のレギンスで薄手の色のものがないかとリクエスト中。

いつも余る虫エサを少しでも安くあげる
使いきりできずいつもあまってしまう虫エサを少しでも安くするために、青イソ(最低30gで252円)よりも安いジャリメ(最低10gで126円)にしてみたが、アジへの効果は確認できず。ちなみに今日はジャリメ10gでも余ってしまったが、缶ジュース1本分と考えればまあいいか。