『明日も人間関係はありますか?』
ぼくたちが必要なのは、他人を何とかすることではなく。
自分のかいしゃくを、変えることなのです。
「また、部屋をちらかして!」
と彼氏におこる彼女。
その心境は…
自分のなかに、部屋をかたづける人は、良い人だと。
そういう理想があって、彼氏を良い人にしたいんです。
そして、
「良い人なれば、二人の関係が幸せになれる!」
という執着があるのです。
しかし、部屋をちらかさないからといって。
幸せになれるのか、どうかは別の問題です。
じっさいに、
「そうじができなくても、幸せな人はたくさんいる」
じつは、彼氏が部屋を、ちらかしてる。
その姿を見てられないんです。
これを見るたびに、彼女は勝手にストレスを感じてるんだよね。
さいしょは、
「彼氏に幸せになって欲しい」
という気持ちだったのですが。
けっきょくは、口うるさくいって、男女の仲を不幸せにしているのは。
"彼女、本人なのです"。
ですから、彼女は彼氏の一番の恋人です。
だがしかし、今は彼氏の一番の敵になってるのです。
自分のエゴをおしつけて、彼氏をコントロールしたいだけなのだ。
「そのことが、本人は分かってないんです。」
つづく。