住在横须贺的破坏大帝的随机日记

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さぁて、適当な毎日を過ごしている
ホントど~でもいい感じの日記ですけど、
適当に見て
適当に笑って
適当に頷いてくれれば光栄です。

横須賀に住んでいますが、
正直横須賀のココが良いなんて事はあまり書く事はないでしょう。

まあ、そんなトコです

7月13日、非常にショッキングなニュースが飛び込んできた。

ホームページはこっち

フェルナンデス破産の知らせ。
久々に衝撃的というか、悲しいニュースだった。この流れでいけば、倒産・廃業へと流れるのだろう。
ギターやベースをやってる人たち、特に俺たちのような50前後からその上の世代には極めてセンセーショナルなニュース。最初に手に入れたギターやベースがフェルナンデスって人は多かったはずだ。アーティストモデルも多かったワケだしね。


俺は今でもフェルナンデス。

メインで使ってるテレキャスだけど、手に入れたのは大学時代。
テレキャスを弾いてる布袋寅泰を見て「すっげぇ!!」ってなってギターを始めたんだ。
このギターは布袋モデルのラインなしと言えば分かりやすいのかな。ただ、布袋モデルはTE-95HTをはじめ、必ず“HT”が入るんだけど、俺のはTEJ-70といってアーティストモデルとはまったくの別物なんだけどね。ちなみに中身はまったくTE-95HTと一緒。
値段のわりには鳴りがいいし、何より俺にとっては使い勝手が良い。ジャパンアズナンバーワンの頃のギターだから、意外なほどよくできてるし丈夫。30年近く使ってるけど、今でもバリバリいい音色を奏でてくれる。

そんなTEJを2本持ってる。手前はメインのTEJ-70、奥はサスティナー付きのTEJ-95S。
95Sで思い出したけど、フェルナンデスといえばサスティナーだねぇ。弦そのものを機械的に振動させて無限に音を伸ばすシステム。スイッチを入れてれば、弾いたらずっと鳴りっぱなし。使い慣れるといろんなシーンで使えるからすっごく重宝する。この画期的なシステムも破産と共になくなってしまうのかな。


でね、ふとフェルナンデス全盛の頃、90年代のギグスが見たくなったんだ。

家にある1992年11月号。そうですよ、布袋寅泰のギタリズムⅢが出た頃ですよ。
その頃は毎月ギグス買ってたな。そういやそんなギグスも今では休刊だった。こうやってなくなっていくのね。
そう、楽器店の広告が必ずといっていいほどあったから、それ見たかったんだよ。


デカデカとフェルナンデス
いかに勢いがあったか分かるね。

そうなんだよねぇ、廉価版のさらに廉価版、楽器店オリジナルのフェルナンデスが売ってたよ。だいたいそーゆーのは本家のTEJと違ってパーツが全部黒じゃなかったり、ネックも黒じゃなかったりするんだけどね。
まあでもあの頃はこの本読んで「このフェルナンデスのギターいいなぁ」とか言ってたよ。


そういえば、このニュースが出る前、2月とか3月ぐらいかな。スタンプラリーやってたときにちょっと御茶ノ水に立ち寄って、中古ギターの店に行ったんだ。俺の使ってるTEJはそれ相応の値段だったけど、布袋モデルのTE95-HTは値上がりしてた。まあそのときすでにゾディアックも廃業してたし、TEJは再販したときにがらっと変わって高性能なモデルになってたからね。

でも俺は30年近く使ってるこのTEJがいい。

再販したやつにはネックに“TEJ”の文字ないもんね。ピックアップだって確かにEMG-SAと比べたら質は落ちるけど、今となってはこれに使われてるFGIが好き。もうこのギターじゃなきゃ出せない音色だってあるもんね。


俺の青春そのものだったよ、フェルナンデスは。
ありがとう、フェルナンデス!!

俺はずっとTEJを使い続けるよ!!