どうにも動きようがない位、途方に暮れる状況で、
「賭け」のような一歩を踏み出すのは、それこそ途方もない勇気が要る。
懸命に準備をしたにもかかわらず足がすくんだその時、
差し伸べられた手は、意外の意外、まったく想定しないものだった。
これまでずっと優柔不断で絶対に行動できなかった代表選手が、
すっくと立ちあがって、私の手を引いた。
まったく頼りない存在だったその人が、頼れる存在に変わった瞬間。
こんなことってあるんだなぁと
自分のエネルギーをふわっと周りに流す。
それは、
出来ることを周りに提供することじゃなくて、
出来ないことも周りに提供することなのかもしれない。
出来る事が自分のエネルギーなのではなくて、
出来ないことも自分のエネルギーなのかもしれない。
こんな体験も、試練の中にある、神様のプレゼントなのかな