アートの島・香川県直島へ-3 | ボーカル♪山本陽子のぶろぐ

アートの島・香川県直島へ-3

直島の続きですおねがい

宿泊したベネッセハウスは、
安藤忠雄氏の設計で建物自体が1つの作品で
その中にまた作品があります。

レストランやショップに行く為の廊下は妙に暗くて
初めは
「ここ通っていいの??」
でした。
しーんとしていて、壁に作品、下には照明、
不思議な空間でした。

深く考えずに見ていたのですが、
夜にこれらの作品の説明会があるという事で
参加しました。

廊下はこんな感じ↓

これらの作品は
9.11同時多発テロで亡くなった方々への鎮魂の為の
作品(写真、オブジェ)だそうです。
1つは、たまたまテロの寸前に撮影された
WTC、2つのビルの写真、
その向かいには十字架の写真。
(安藤忠雄氏の代表作茨木市の教会)

説明を聞いて、ゾクっとしました。。

撮影は
水平線の写真で有名な写真家・杉本博司さん。




これらの写真、オブジェには
テロで亡くなられた方々への鎮魂、
今後このような悲惨な事柄が起きないように、
深い意味、願いが込められていて、
説明を聞くことで作品への見方が180°変わりました。


廊下を通る度に、深い思いになり、
帰る頃には、杉本さんの作品が心に刻まれて
アートの奥深さ、パワー、を感じて
無言のメッセージがどーーんと心に響きました。
生の作品を見たからこそ、だと思います。

芸術って、すごい!素晴らしい!
普段動かない部分が動いた、揺れた、
そんな感覚でした。


他の作品も紹介しますおねがい

1つの作品でも見る場所によって
違う作品になります。

これは掛け軸のように見えます。
これをもっと外に近付いて見ると…
空が加わるとまた違って見えます

↓これは外の廊下。
光が当たるとキラキラしてとっても綺麗✨

お部屋からの景色。

建物内。
コンクリートの壁が安藤忠雄さんらしい(^ ^)

 5.4m×0.45mの窓。(サイズ合ってるかな…)
これも安藤さんのこだわりですねびっくり

受付前に飾られていた、トーマス・ルフ氏の作品。


ベネッセハウスの入口。

外国からの旅行客も多くて、
スタッフの方は英語堪能照れ
外国に来たみたいでした。

色んな思いが巡って、
やっと2日目に。

今回で終わろうと思ったのですが
終われません💦

またまた続く〜〜照れ