おかえり、なぎくん | 小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

4歳の時突然「特発性拡張型心筋症」になった息子と家族の記録です。

今日、2014年1/14の良き日、兼ねてから応援してきた


新潟のなぎ君が心臓移植を成功させ、


経過も良好のうちに渡航先のアメリカから帰国した。


なぎ君はしっかりとした足取りでとっても元気に


記者会見のスペースを歩き回っていた。


「よかった。元気になって本当によかった。」


その言葉しか頭に浮かばず、ずっとリフレインしていた。


思えば2013年の1月のドリプラ東北魂の時に


お父さんの匡さんと僕らはこう約束した。


「次は成田空港で元気な姿で会いましょう。」


スコップ団ハートとして初めて深く関わらせていただいて、


約束を果たすことが出来たことは僕らの自信と


次の子供たちへの力になる。


親は子供を救うためにすべてを投げ打つ覚悟で渡航移植に臨む。


財産や仕事、これからの自分の運、積んできた徳、


全てと引き換えに息子や娘の命を救いたいと思っている。


僕たちはその気持ちを理解したうえで応援をしていく。


経験したからこそやらなければならないこと。


語るべきこと。


命の事だからなおさらそう思う。


僕たちは縁起の良いチームでありたい。


「これからも今日のようなシーンにたくさん出会いたいね。」


と了ちゃんに話した。


彼はなぎ君を見つめながら目を細めて言った。


「うん。そうだね。大丈夫だべ、オレタチなら。」


不思議なことに僕らの周りには年々協力者が増えている。


小さなことで命というかけがえのないものを救う手伝いが


できるなら、僕らは続けて行きます。


なぎ君は実際、僕らの子供たちの友達になった。


これからキャンプなど楽しいことをたくさんしようと思う。


なぎ君ファミリー、救う会の皆様、募金活動に関わられた方々、


本当によかったですね。


あらためましておかえりなさい。


豊かな人生を一緒に創っていきましょう。


そして、ドナーの方のご冥福をお祈りし、ご家族の勇気に感謝いたします。


なぎ君とのきっかけをつっくってくれた新潟のあに、ありがとう。




これからも出来る限り、


全国の拡張型心筋症と闘う子供とそのご家族を応援していきます。


フレーッ!フレーッ!子供達!病気になんか負けるなー!


今後ともスコップ団ハートwith青空応援団を


どうぞよろしくお願いいたします。


 
おかえりなさい!


 
3年前の自分たちのことが蘇ってきました。


 
なぎ君よくがんばったね!

禅くんから金メダルの鶴のプレゼントだよ。


 
警察官とかセコムの人とかが大勢いたので

エールはおあずけでした。

お父さんは強制的に応援団に入団でしょう。


 
了ちゃん、禅のことが心配でたまらなかったと思う。

こんな時こそなぎ君からパワーをもらおうと

一緒に来てくれてありがとう。

診断の状況も聞いた前提で言うけど

オレは絶対に大丈夫だと思う。

動画で送った元気玉はね、オレが由宇人に

毎日送ってたリアルなやり方なんだ。

だからちょっと自信あるんだよ。

当時はドクターやみんなが見てても

恥ずかしくなんてなかった。

絶対に元気になるって信じてたからね。

了ちゃんのアレンジでもいいから禅に

送ってあげてください。

オレも100発、いや元気になるまで送るからね。


元気玉を送りたい方、お気軽にご連絡ください。

やり方お教えいたします。

みんなで送ればすごいことになるはずです。