NEXT信念 | 小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

4歳の時突然「特発性拡張型心筋症」になった息子と家族の記録です。

素直にIm sorry。


先に謝っておきます。


どうしてもね、去年の由宇人の募金活動の経験が


あまりにも強烈で記憶と身体に沁みついてしまってね


普段の暮らしの行動や思想にも無意識に発動して


アクションしてしまうことが多くなっている今日この頃


なんですよね。ジョジョのスタンドみたいにね。


スタンド名は「アイラブ・デュアン・リード」なんつってw



あの時、息子を救うためには渡航移植しか途がなくて


個人ではどうすることもできない莫大なお金がかかって、


お金で命をつないでまで生かしたいのかという声もあったり、


いろんな意味で心が引き裂かれるという思いをはじめて


しました。


正直、骨と皮だけになり人工的な眠りから覚めない息子の姿を


見続けていたから本当にこの状態から快復するのだろうか?


という不安と疑問が常に背後にありました。


医師からも前向きな話を聞くことができなかったから


自信が持てなかったのだと思う。


しかし、どうしても諦められなかったし、祈り続けて毎日声を


掛け続けました。


そして補助人工心臓を装着後、ICUで奇跡の復活をした息子を


見た時、その時まで抱えていた一切の迷いは消えました。


それは「オレは由宇人を絶対に助ける」という信念に変わりました。


信念を持ち続けて人に会い、行動をし続けたことでたくさんの


支援者の方々に恵まれてどんどん途が開けて行き、


いくつかの紆余曲折はあったものの息子は元気になりました。


お世話になった方々へ、ありがとうの言葉では足りないほど


感謝しています。


前置きが長くなりましたが、オレの次の信念は


了ちゃんの花火企画の実現のサポート。


ただの観賞する花火ではない。


震災で亡くなった方へ現世からのメッセージ。


1発1発に重みがあり意味がある。


粋じゃないすか。


愛する人を失ったご家族の時間はそこから止まったままで


抜け殻のように暮らしている。


そんな人も多いと思う。


花火と一緒に天国に向かって大声で叫んで想いを伝えることで


一歩を踏み出すきっかけになればいいと思う。


1年前を思い出し悲しくて涙するのではなく


「お元気ですか?私はずっと塞ぎ込んでいたけれど


今日をきっかけに前進していきます!」


「ここからは花火がよく見えるよ。実体はないけれど


いつも君たちのことを見守っているよ。」


と心の会話ができることを願う。


でも現実はそう楽ではないだろうということも認識している。


単純計算で2万発×3,000円=6千万の資金を集めることが目標。


メインは全国の皆様方からの募金となるでしょう。


団長の信念はいつも揺るぎなく、不可能を可能にする


パワーを秘めている。


オレ達もそこに魅せられて共感、賛同し行動を共にしている。


でも一人では決して達成することはできないのよ。


本隊も地元も県外もすべてのスコップ団団員そして支持者の皆さん


の信念が一つになって成し遂げられる


「The HANBI to Heaven」なのです。


現世で生きていく人々、天国で見守る人たち、


お互いが笑顔になれるイベントって他にはないと思う。


それをほかでもない150軒以上の家の片づけを手伝ってきた


「信頼と実績のスコップ団」がやるから意義があるのだと思う。


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今年のサマー 盛岡のぴょんぴょん舎にて。