今日は大寒(だいかん)
一年の中で一番寒さが厳しい時期をいいます。
一つ前の節が
小寒(しょうかん)でした。
小寒は、
これからどんどん寒さが増しますよ~
という意味で
【寒の入り】でもありました。
この寒の時期は
寒さが厳しいがゆえに
あらゆる生命は、内側に籠ります。
種によっては土の中で冬眠をして
寒さを過ごす生き物もいますね。
秋のうちに食料を溜め込んでおいたりも
知恵ですね。
この寒い中では
雑菌も繁殖しずらく
水が澄んでいます。
寒の時期のお水は、発酵ものにとても重宝されてきました。
そして、同様に卵も大切なたんぱく源で、
冬の時期の産卵が少なくなるが故に
さらに卵は貴重になるのですが、
大寒卵(だいかんたまご)は
その中でも栄養価が高く
健康を願って食する習慣もあります。
黄身の黄色が金運を表す、といって
1年のお財布事情が豊かであるように、と
風水の祈りを込めて食すこともあるそうです。
日本の暦は知ると、とても面白いですし
季節や生活のリズムが見えてくるので
とても好きです。
足の冷えも強くなりますので、
足湯をお勧めします。
専用の容器がなくても、
深めのバケツがあれば十分。
あら塩に精油を2~3滴まぜて
足湯に入れてください。
蒸気で揮発して、
呼吸器系にもいいですし、
足のケアは全身に繋がりますので、
むくみをとりやすく、
また入眠しやすくなります。
クラリセージやフランキンセンスの精油もお勧めです。
寒さが苦手な方も多いですし、
わたしもその一人ですが、
こういったほっと緩まる時間を持つことで
寒さを楽しむことも
ぜひされてみてください。