あまりブログには登場しないウチの娘さんの話。
興味のない方はスルーしてくださいね。
ウチの娘は無認可の人数の少ない園に通ってる年中さん。
最近、お母さんの里帰り出産のために数ヶ月だけ、園に来られた男の子が
ちょうど年中さんで、同じ年齢の子に課せられたテーマをお互いが意識しあって
応援し、刺激しあっていました。
うちの娘ゆいはマイペース。
元気な子が「ゆいちゃん、○○しようよ!」と誘うと
にっこりおっとり、「いいよぉ~」って動くタイプ。
だいたい「いいよ」っていうから、活発な子からはいいように使われたり、まくしたてられたり。。。
いやな事は「嫌」とはっきり言える強さもありますが、
だいたいは、しっかりと考えて、「どう動いたらいいのかな」と
先生に相談したり、小さい子には説明してみたり、、、など
色んな努力、、体験を積んでいるようです。
そんな中、お母様の里帰り出産の為、期間限定でやってきた男の子。
この子が意外に自分のペースを持っていて、ゆいのおっとりした話にも付き合ってくれる。
ゆいと並んでニコニコしながらのーんびり「釣れないねぇ」と言いつつ釣りをしていたり
(このときは自分達で考えて、S字フックにさつま芋を刺して、釣りをしていました。)
ゆいが自分の宝物を披露するのを、ずっと付き合ってくれてたり
(元気な女の子は「これ見せてよ!かわい~」とか自分興味に持っていくこと多し。)
一緒にのーんびりお茶していたり
まぁ、波長の合う仲間だったんです。
たぶん「安心」できるお友達。
彼の最後の登園日。
みんなで「最後」という話はしていたそうなのですが、
子供って「今」時間に過ごしているから、
「明日にはいない」という感覚には繋がらない。
お別れした日の夜になって、寝ているときに
「○○君がね、ラピュタのこうしてね、、、」とゆいが話し始めたので
「寂しくなるね」と私が言ったところ
はじめて「明日には会えない」と理解したようで、
それから黙ってしまいました。
暗闇で顔が見えないので、のぞいてみると
ポロポロ涙を流していました。
「ゆいね、今日○○君のお母さんに、ちゃんと「今日まで?明日まで?」って聞けばよかった」
「○○君が、ゆいに見せてくれるっていった宝物、ゆいまだ見てない」
「今日は全然遊べなかった」
と嗚咽しながら語るゆい。
「きっとまた会えるよ」と言っても
「飛行機で何十分飛んでるか分からないくらい遠いって言ってた」
と大人な返事。
もう簡単ななぐさめは通じないし、失礼ですね。。。
ただただ、身体をさすってあげることしか出来ませんでした。
今朝も「寂しいなぁ」と一言もらし、
登園していきました。
これからたくさんの体験を積んで、
たくさんの感情を味わい
成長していくんだね。
胸に残る、娘の成長を感じた一夜でした。
読んで下さってありがとうございました。
kotohoguことほぐ YOKO
キネシオロジーセラピスト