外宮と内宮の御垣内参拝
まずは外宮から正式参拝をしました。
外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。
御饌、つまり神々にたてまつる食物をつかさどられています。
このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。
(伊勢神宮HPより)
この日は、朝、外宮に着いたときから
風がとても強く吹いていました。
神社で風が吹くのは、神様が歓迎して下さっているのだそうです。
木の枝も葉もざわざわと音を立てて風の動きを伝えてくれています。
「これは大歓迎・・・?」
一般参拝が出来る場所は白い垂幕がかかっています。
その中に入ってご参拝が出来るのが御垣内参拝。
神域です。
一般参拝でも、この垂幕が風で動くと神様がいらっしゃる奥が見れます。
ですので、風で垂幕が動くと=神様が歓迎されている意になるそうですが、
私達が参拝しようとした時は、強風で中がすっかり全開でした(笑)
大歓迎~~![]()
奥に案内をされ、一歩一歩玉砂利を踏みしめるだけで
魂が震えるような、自分じゃない誰かが喜んでいるような
不思議な感覚です。
「この場に立って感謝の気持ちを述べられることに感謝いたします」
家族の代表でもあり、一族の代表にもなります。
きっとご先祖様も喜ばれているのでしょう。。。
深部が震えていました。
この時は、日本に産まれて本当によかった、という思いと
無事にこの場に立てたという気持ちと
私の縁ある方が、本当に喜んで感謝されている気持ちが私に伝わってきて、
涙が出ました。
ラッキーな事もあり
御垣内で一列に並んだときに宮司さんが
「ご家族の代表の方は一歩前に出てください」
とおっしゃると、ほぼ全員ザッと一歩前に。。。
ちょっと間があって![]()
、宮司さんが
「せっかくですので・・・
」と全員一歩前に出た場所で御参拝できました![]()
この中は一歩奥に進むだけで「気」が違います。
人数が多かった為、代表者が白石(中央)に立つことを許されましたが、
中央はまた更にハンパなく強いです。
5年前の正式参拝も大人数で、リーダーだけが中央に立てたので
「そういうものだ」と思っていたのですが、
なんと!!
人数が少ないと白いところに立つことが許されるとか![]()
(ということで、
午後からの内宮では「少人数に分かれて参拝」作戦になりました。)
外宮で、行っておきたいところ
それは「多賀宮」(たかのみや)
豊受大御神荒御魂(とようけおおみかみのあらみたま)
が祀られています。
神様の穏やかな側面を和御魂(にぎみたま)
行動的で力強い側面を荒御魂(あらみたま)
というそうです。
御垣内参拝では
簡潔に感謝の言葉を述べることが大事ですが、
こちらの多賀宮では、それぞれ感謝と決意表明をさせて頂きました。
お隣にはきれいな遷宮先![]()
こうやって新しいお宮が拝見できるのも貴重な事だそうです。
お昼に伊勢うどんを食べ~~
午後の内宮へと続くのでした


