お願いの仕方について考えた
なぜ、このことを考えようと思ったかは、日常生活でそういう場面に出くわしたからです。
自分がお願いされたわけではなく、となりでお願いされているのを客観的に見て、
お互いがなんだかしっくりきてない様子だったんですよね。
どんな会話の流れをすればしっくりいけたのか考えてみます。
お互いがしっくりきていないのは「指摘」と「言い訳」の会話になっているから?
「指摘」された「言い訳」されたと感じてしまう理由
会話の内容として1番目にできていないことを提示されている。
これが「指摘」されたと感じてしまう理由だと思います。
◯◯さん、最近〜〜〜ができてないんだけど、できるようにしてもらっていいかな?
あ〜それは、〜〜だったからできていなくて、、、、
「指摘」と「言い訳」の会話が成り立ってしまいます。
伝えるのって難しい。
「指摘」と「言い訳」の会話を回避する方法
◯◯さん、最近〜〜〜ができてないんだけど、できるようにしてもらっていいかな?
後半部分の「できるようにしてもらっていいかな?」の聞き方を変えてみます。
なにができていない原因なんだろう?
お願いされている側はこう聞かれたら、できていない原因は〜〜〜です。
と事実を偽りなく話せそうじゃないですか?
「言い訳」を先に話してもらうイメージです。
鈴木義幸さんの「新 コーチングが人を活かす」を読み、参考にしてみました。
ポイントは「なぜ」ではなく「なに」を使っている点です。
「なぜ」は防御的な姿勢を引き出す可能性がある。
「なに」は相手を警戒させずに答えやすくさせる。
なぜ?と聞かれている自分を想像してみると、子どもの頃に悪いことをしたときに問いただされているときを思い出しませんか?
なので「なぜ」と聞かれると防御的な反応を示してしまうそうです。
面白い!
まとめ
今回は他者同士の会話を聞き、思ったことと考えたことをまとめました。
会話の仕方で「指摘」と「言い訳」の会話が成り立ち、お互いがしっくりこない状況になってしまうんだなと気づきました。
そうならないためにも「なに」を使って質問し、「言い訳」を先に話してもらうことが、現状をいい方向へ改善させるきっかけになるな〜と学びました。
今回は完全にお願いする側の目線で会話を考えていますね。
わたしは長年、お願いされるよりお願いする側に立っていたので、片側の感覚しか持っていなかったんです。
転職したことで立場が変わり、上下の関係や会話の仕方などを見るのがとても興味深く感じます。
今度はお願いされる側の目線に立ってみて会話の流れの作り方を考えてみたいと思います。
