先日母が我が家に訪問した際に
母がおばあちゃんから引き継いだおはぎの作り方を教えてもらいました。
遠路遥々すりこぎ棒や餅米、小豆などを持参してきました。
事前に作るとは聞いてなく、突然の朝のクッキングタイム。
ー材料ー
餅米4合:白米2合 合計6合
ごま、砂糖、塩、あずき
お米は洗米して、1時間浸水します。
ざるに上げて、水気を切ります。
我が家の炊飯用土鍋は3合炊きなので
もち米2:米1の3合で通常の白米を炊くのと同じ要領で炊きました。
(3カップ水を入れて、沸騰後7分弱火、5秒強火にして、20分放置)
残りの3合はビタクラフトウルトラでお米を炊いてみました。
ビタクラフト炊飯デビュー。
説明書にあった、通常のご飯を炊く要領でやってみます。
3カップ水を入れて、ふたをして中火にする。
ペイパーシール(蒸気が上がり蓋がカタカタなる)がかかれば
弱火にして10分加熱、火を止めて、フタの裏側に付いた水滴を拭いて
再びフタをして5〜10分蒸らす。
10分蒸らして、オープン
すごい、ちゃんとお米が炊けている、感動
土鍋とも見た目遜色ないです
ビタクラフトウルトラ
土鍋
そのまますりこぎで「半殺し」にします。
半殺しとはお米を潰して柔らかくすることの方言です🔪
母がすりこぎを持ってきたことも、半殺しという言葉を連発していることも、
日頃の恨みを晴らすなど怖く恐ろしい意味や感情はありません
半殺しにされたお米たちをしゃもじで一口サイズに取り分けて(お手伝い隊父上登場)
母が手のひらで丸めて、わたしがごまかあずきを付けていく流れ作業。
ごまは黒ゴマのすりごまを使っていました。
「砂糖と塩の分量は?」「(母)適当
」「あ、そう・・
」
砂糖が足りないと思えば砂糖を足し、
塩が足りないと思えば塩を足せばいいとのことです。
見る限り砂糖が多め、塩少々。味を継ぐとは・・。
あずきも半殺しが終わるくらいに合わせて水を入れて煮ていました。
コロコロこねて、6合分のごまとあんこのおはぎが出来上がりました。
「簡単でしょ」と、母。
そうだね、今は一緒に作ったから早く仕上がったけど、
今度作ってみるときは主人にお手伝いしてもらおうかしら
食べてみて、気づいたこと。
土鍋ご飯の方が、柔らかく仕上がっていました。
ビタクラフトもお米は炊けるけど、お米の美味しさが出るのは土鍋かも?
昔から引き継がれる家庭の味、家庭の文化、各家庭ごとにあります。
主人の実家の義母からも「受け継いでね」と言われたレシピがあります。
「手軽に」「簡単に」「素早く」作れる時短料理も多忙な時代に大事かもしれませんが
手間暇かけた日本の伝統の味、家庭の味を楽しむのも大切で必要なことなのだと思います。
記憶が鮮明なうちに、お彼岸の時にまたおはぎを作ってみようかな