年末年始に読んだ本 「発酵道」
この本を読んで、酒蔵・寺田本家に行ってみたいと強く願い、
ついに、2025年3月22日、念願の蔵開きに参加することができました。
千葉県神崎町の「お蔵フェスタ2025」に行ってきました。
この「お蔵フェスタ」は寺田本家と鍋店2件の酒蔵の蔵開きも兼ねていて、
さらに驚くべきは出店全体が「発酵」「麹」「無添加」「無農薬」「手作り」など
全国各地から素敵なお店がたくさん出店しており
自然派思考が好きな方にはたまらなく楽しいイベントなのです。
当日朝は見事な快晴。朝早くにホテルを出て、
8時半前には駐車場に到着しますが、すでにたくさんの車が駐車していました。
駐車場は「田んぼ」です
農閑期の田んぼの空き地利用、素晴らしいアイデアです。
駐車場から会場に歩く途中、醤油屋さん「フジハン醤油」の蔵の前を通ります。
ポタポタと落ちる生搾り醤油。
このお醤油を使ったうどんをいただきました。
美味しい
珍しい無添加の醤油を買いました。確か400円?500円?驚きの安さでした。
(駐車場への帰り道午前10時頃はもう売り切れていました)
お目当ての寺田本家。ちょうど杜氏たちが唄を歌っていました。
さぁ、蔵開き開始!というタイミング。
まずは超本命の酒蔵見学から。第一回目の酒蔵見学ツアーに参加できました。
現当主の寺田優さんに案内してもらえました。
その後はイベント出尽くしで酒蔵の当主に案内してもらえるのは大変貴重でした。
これが憧れの麹室・・中に入れたことが涙が出るほど嬉しかったです。
いや、泣いていたかもしれません
わたしの中で、聖地中の聖地ど真ん中ですから
麹菌オリゼーたちの熱烈な大歓迎を受け、興奮冷めやらぬうちに、
酒蔵内の出店を回ったり、お蔵フェスタ限定のお酒を買いに行ったりしました。
旧蔵にて寺田本家の一番高い酒「墾」を2種類呑み比べ&「墾」にまつわる当主のお話。
呑み比べ、ですよ、それも一番高いお酒
720mlで1本11,850円、貴重すぎて滅多に呑めません。
お酒が出来るまでの苦労話やこだわりをお伺いして
そりゃさぞかし美味しいのでしょう・・
わたしは今回車で来ているので、酒蔵の蔵開きなのに呑めません
代わりに甘酒をいただきました・・はぁ・・美味しい・・
お話会が終わって外に出てみると、人が多い・・人人人・・
まだ10時前だというのに、すごい賑わいです。
みなさんお酒を呑みに来ているので
これから時間が経つにつれカオスになってくることは容易に想像がつきました
早々に蔵開き会場を後にして、駐車場に戻る途中、
駐車場待ちのながーーーい車の行列。
あぁ早めに出てきてよかった。
早めの行動のお陰で短時間ながらも超楽しめました
お昼ご飯は道の駅の「レストランオリぜ」にて発酵丼を食べました。
お義母さんは発酵キーマカレー、主人はトンテキ定食、オリゼーたちが醸した食事を楽しみました。
その後、麹珈琲を提供している「しかめがね珈琲」に立ち寄り、
渋滞なく無事に家に辿り着くことができました。
その日の夜は、寺田本家のお蔵フェスタ限定の日本酒で乾杯
リンゴジュースのような色をしていますが、酸味がありフルーティーなお酒でした。
お酒の中に微生物が生きています。シュワシュワ。
はぁぁ・・お酒が飲めるって幸せ・・・
これからも「発酵道」を極めていきたいと心に決めた1日でした