TBSの日曜劇場 JIN〜仁〜を観ました。
お医者さんが江戸時代にタイムスリップするお話で、
2009年に放映、16年前のドラマです。
今更かよ、と思われるかもしれませんが、
ひょんなことから観ることになり、観出したら、続きが気になり止まりません。
幕末の志士たちが登場し、そこに現代人の主人公南方先生が絡んできます。
坂本龍馬や勝海舟、西郷隆盛らが本名で登場します。
フィクションですが、歴史を知っていたらパラレルワールドの世界として楽しめます。
役者さん、みんな素敵で、綾瀬はるかも人気絶頂の時代。
まぁ美しいこと。演技が上手なこと。
他の方々も姿勢がよく、着物を着こなし、時代の背景も見事に再現しています。
そして、手術の場面も見事に描写しています・・。
直視できない・・十分な医療機器もない時代のたまに麻酔なしでする手術。怖い・・。
当時の伝染病コレラや梅毒、乳癌、頭蓋骨を開けて脳みそとかお腹切ったりとか・・
大沢たかおさん、『風に立つライオン』なる映画でも英語力見事な海外派遣医師役でした。
発展途上の場で活躍するお医者さん役がハマってますね。
遊郭の花魁(おいらん)も登場するのですが、
将軍〜SHOGUN〜で遊女が「江戸に遊女が活動できる場所(吉原)を作ってほしい」
と願ってできた街、吉原も出てきます。
江戸末期にも吉原は存在し、鬼滅の刃では大正時代にも遊郭があり、
いつまで吉原はあったのだろうと調べたら昭和33年の売春禁止法施行まで続いたそうです。
話は飛びましたが、
オンデマンドで一気見、いよいよ最終回で終わるかと思いきや、
続きがありました・・
セカンドシーズンの最終回も2時間と長い・・。
最終回は涙ボロボロでした。
日本人の精神力や思いの強さと、いつの時代も変わらない記憶の儚さ。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」
自分の目の前に起こる困難も、そう思って乗り越えていきたいでありんすなぁ
そういえば昔、近所のおばあちゃんから綾瀬はるかに似ていると言われたことがあります。
「八重の桜の八重さんを見る度にあなたを思い出すわ、あなたにしか見えない」くらいに。
そう言われたら嬉しいですよね
と思ったら、綾瀬はるかではなく、八重さんに似ている、とのことでした。
えー、SKⅡじゃなくて、侍かよ・・
「ならぬことは、ならぬものです」
それでも、やっぱり嬉しいですけどね。