こんばんは。
元気な会社づくりのパートナー![]()
yoko@岡山の社労士です![]()
昨日担当した「履歴書の書き方と面接の受け方」のセミナーで
履歴書は、まずきちんと埋めることが大切
とお話しました。
「どうせ面接で会ってで話すんだから・・・」と
志望動機や自己PRを空欄のままにしている履歴書、
中小企業への応募では案外多いのです。
中には、写真を貼っていないものも・・・
履歴書に空欄が多いと
「うちの会社の伝票や書類も、きっといい加減に書くんだろうな」と思ってしまいます。
セミナー後、
参加者の女性が履歴書を手にやってきました。
「いつも返送されて、面接までいけません。
やはり空欄があるからでしょうか?」
見ると、
市販のB4サイズの履歴書の右半分はすべて空欄。
つまり、左半分の住所氏名と学歴、職歴しか書かれていないのです。
「そうですね。
採用担当者が送られてきた履歴書見て、半分全く書いていないと、ガッカリしますよね。
その会社に行きたい!!という意欲も伝わってこないでしょ」
というと、
「でも、書くことがなくて・・・」
彼女いわく
●自己PRで自慢できるようなことがない
でも履歴書を見ると、字が丁寧でとても綺麗なんです![]()
「すごく上手ですね!お習字されてたんですか?」
「・・・え、いえ、子供の時に習ったくらいで・・・」
「それ、大きな強みですよ!!
『字を書くことが好きで、以前の会社でも書類やお客様への手紙は任されていました』と書いたらどうですか?
きっと、この履歴書の字を見たら納得されますよ。」
「え、そんなことでいいんでしょうか?」
そう!
自分では「そんなこと」と思っていることが実は強力な「強み」なんですよね。
ビックリするような、誰にも真似できないような特技をもっている人なんて
そうそういるもんじゃありません。
また以前のお仕事を聞いているうち
「最初は事務職、次に営業職を経験したけれど、営業のほうが楽しかったから営業で探したい」
とのこと。
「営業のどんなところが楽しいの?」
と聞いているうち、
『人と話したり、外に出るのが好き』とご自分でも気づき、
それを自己PRや志望動機に生かそう、と話すと
「はい、書けそうです!!
ありがとうございました!!」
と明るいお顔で帰られました
人から言われて初めて気づく自分のこと。
「身近にある強み」は他人のほうが見つけられるのかもしれませんね