今日のりょうの空手の稽古は、東山教室。


 終了10分前にお迎えに行ったら、組手の練習中、、、しかも変則、、、


 りょうは、寸止め、対戦相手は、硬式ルール、、、りょうの攻撃は、寸止めだから


当然、相手に痛みは無い、、、しかし、相手は、硬式ルールだから当ててくる。


 防具は、寸止め用だから当然、当たれば痛い、、、しかも、相手が『極められた』


って意識がないし、連続攻撃有効の硬式ルールなので攻撃してくる。


 りょうにとっては、もう勝負がついているので、攻撃されること自体が本来、


有りえないのだけど、、、、、



 これを見ていて、大昔のオヤジ自身をふと思い出した。


 こう見えても ( このブログ見てる方でオヤジを見た事ある人いないと思います


けど、、、、、、)


 オヤジは高校、大学時代、とある分野のスポーツ競技で全国大会経験者です。


(プチ自慢、、、スイマセン。) 


 高校3年生の時、インターハイの地区予選、、、まさかの予選敗退でした。


 しかも、その前の色々な大会では、何度も対戦して一度も負けた事のない対戦


相手に負けての敗退です。 オヤジのこの時代のこの種目の地区レベルは、


全国でも屈指のレベルの高い年代で、この年、この大会の代表は選抜で全国制覇


しました。 そんなことはさておいて、その時、敗戦が決まった後、当時の顧問の


先生に言われた言葉、、、、


 この先生、正直この種目では未経験者の方だったのですが負けた後のオヤジに


とても優しく、しかも淡々と言われました。


 『 〇〇、、、よく3年間頑張った、、、お疲れ様、、、


〇〇、負けに不思議な負け無し、勝ちに不思議な


勝ち有り、、、わかるよな、、、、今のお前なら、、、』 


って言われました。 正直、当時、この言葉の意味は、解りませんでした。 


でも、この事、、とても明確に今でも覚えています。


 そして大学に進学し、オヤジが予選敗退したインターハイで5位入賞した子と


ペアを組みました。(正直、この人が全国5位?、、、嘘だろ、、って思いました。


失礼ながら技術、能力では当時のオヤジには、受け入れられないレベルでした。)


 もやもやしたまま(当時そんな思いもありませんでしたが、、、)大学生活も終わり、


卒業と同時に一切この競技には接していません。


 そして、ふっと、今日、りょうの練習を見ていて何故か大昔の事を思いました。


 高校3年の時に負けた子、そして、大学でペアを組んでいただいた子、、、、、、


 唯一、、共通している事、、、とても素直で、でも不器用で、でも、とても努力家


前向きで、仲間思いで、、、、、浮かんでくるのは前向きな事ばかり、、、、、、


そう、、、謙虚に、素直に、誠実に、確実に、そして、関わって頂いた方への感謝の


気持ちを何より持っている方達でした。



 これが空手道と関係あるかオヤジ自身わかりませんが、今のオヤジには、りょうに


きっと何が最も大切な事かって事は、伝えられると思います。


 そして、競技においては、


 負けには、必ず負ける理由がある。、、、そして、勝ちには、何故、


勝てたのか理由がわからい事がある って事です。


 (本当は、真相心理では、本人が、わかっているのですけど)



 オヤジ自身、不器用ながら我が愚息に伝えていきたいと思います。



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