昨日の地震は今日の夜になって実は、とんでもない凄い被害を出した世界的に
言ってもとてつもない震災であるのは間違いないと思います。
とにかく、被災された方、行方不明の方のご無事を何より、祈っています。
3月11日、私は、仕事の関係で新宿にいました。
仕事の一区切りで、お祝いの会があったのです。それはあるビルの21階で
行われ、その催しが終わって、会社の上司、部下と別のビルの1階のエレベーター
に乗って、扉が閉まる直前で照明が落ち、ブザーが鳴り、途端に激しい揺れが
始まりました。 みんなで、すぐ建物の外に面した柱付近に移動して、外、中の
様子が、わかる場所で暫く待機しました。(柱の側は基本安全です。)
(今思うとエレベーターが高層階に行く前でホントに良かったと思います。)
そして、ここでの外の風景、とても恐ろしい風景でした。
背の低いビルからグラグラ揺れ始め、順番に背の高いビルが、それこそ激しい
揺れ方をしていました。
超高層ビルの揺れが収まったと思ったら、また、そのビルより遥かに低いビルが、
また揺れ始めるといった感じです。
もしここで、建物の外壁が、崩壊し始めていたらおそらくとんでもない事になって
いたのだと思います。(おそらく一歩、二歩 手前だったのかもしれません。)
とりあえず、一時期、ゆれが収まったところで、他の高層ビルの地下にある飲食店
に移動しました。
この後も当然余震が考えられたので、とりあえず、一番安全な場所に移動した
のです。(高層ビルの地下はある意味一番安全です。ここが崩壊するようなら地上
部分はほぼなくなっていますので、)
この時、上司から説明されましたが、ホント実際に制震装置が設置されている
超高層ビルは、築年数が相応経ったビルであっても揺れ始めが遅く、揺れが
止まるのが、早かったのです。
これを実際目の前で見て、ホントにびっくりしました。
この制震装置のおかげで、新宿の超高層ビル群は、崩壊することなく、被害も
最小限で済んだのだと思います。(いわゆる教科書に載っているのとほぼ同じです。)
そして、この日は、家に帰る事はできず、一晩を過ごしました。
とにかく、震災に遭われた方の無事を祈っています。
