父の病室は4人部屋です。

お向かいのベッドにいる人も父と同じ位の歳の人であまり食欲がなく、寝ていることが多いです。

そこによくお見舞いに若めの女の人が来るのですが、その人の訛りがとても愛情のこもった優しい東北弁で、聞いていて気持ちが良いです。

「お父さん、ご飯食べなかったの?私今から食べるから食堂で一緒に食べるすぺ」

「…」

(行かないことに対して)


「もうっ、食べにいくすぺ!(><)」


方言はあたたかい。「すぺ」はこの場合「~しましょう」
という意味です


私の言葉は中途半端に覚えてしまった気仙沼の方言と、今、家に帰るとリアルタイムでネイティブが話す大阪弁が混ざってしまって、我ながら変なイントネーションだなあ(汗)
標準語にも東北弁にもなれず不完全燃焼な気持ちですあせるあせる